強力な自転車ライトランキング9選！明るくて安心安全なのはコレ

自転車の安全な走行に欠かせないのがライトです。夜間やトンネルなどの暗い場所では自分の視界を確保するのに不可欠ですし、昼間の明るいときにはフラッシュモードで点滅させることで他者からの視認性をあげる効果が期待できます。

そんな自転車用のライトを選ぶときに抑えるべきポイントはいくつかありますが、この記事では【明るさ】に焦点を絞って解説していきます。「明るくて安心安全」をテーマに、おすすめの強力な自転車用ライトを紹介します。

自転車用のライトはさまざまなメーカーから多種多様なモデルがリリースされていて、「結局どれが一番明るいんだ？」という疑問を持たれてはいませんか？ 実際には明るければ明るいほどよく見えるということですが、必要以上に明るすぎるライトは他者への幻惑の原因になりますし、値段や重量が大きくなります。その点を踏まえ、自身にとって必要な光量を確保できるライトを選ぶとよいでしょう。

光の明るさを示す表記の単位は主に下記の三種類あります。

• ルーメン
• ルクス
• カンデラ

自転車で暗い場所を走行する場合に必要な明るさは、街灯のある市街地で400ルーメン以上、真っ暗闇なら1000ルーメン以上は必要といわれています。街乗りや通勤・通学であれば400〜600ルーメンもあれば必要十分な光量といえますが、街灯のない郊外を走る場合やブルぺなどの夜通し走る場合などでは、1000ルーメン以上の超強力なライトが必要になってきます。

高い光量を出せるライトは基本的にハイスペックモデルになるので、光量や点灯モードを調整できる機能を備えています。明るすぎる場合やバッテリーを温存したい場合など、走行するシュチュエーションによって調整するとよいでしょう。値段が高い、重い、大きくなる、などの問題もありますが、明るさだけに注目すればハイスペックモデルがおすすめといえます。

自転車用のライトには主にバッテリー充電式と乾電池式がありますが、乾電池式は高い光度を出せないため、明るさを求めるならバッテリー充電式がおすすめです。乾電池式がダメというわけではなく、より明るさを求めるなら、ということです。その点を踏まえ、この記事で紹介する製品はほとんどがUSBタイプのバッテリー充電式です。

それではおすすめの明るいライトを紹介していきます。「明るくて安心安全な強力ライト」というコンセプトなので、基本的に明るさは600ルーメン以上の製品に絞って紹介します。

シンプルなデザインで人気のレザイン製LEDライトです。操作はバッテリーインジゲーターを兼ねたワンボタン式で、ボタンの色でバッテリー残量がわかるようになっています。かっこいいCNCアルミボディの上部には放熱性を高める冷却フィンが施され、安定した出力を実現します。本体後部のキャップを外すとUSB端子が付いているので、ケーブルなしでの充電が可能です。

キャットアイ製の高性能LEDライト「VOLT800」は、カートリッジ式のバッテリー方式を採用しています。出先でバッテリーが切れても予備バッテリーと交換することができるため、充電式の弱点と言えるバッテリー切れ問題を見事に解決しています。本体や操作ボタンはシンプル構造とすることで防水性や耐久性を高めるとともに、おしゃれでスタイリッシュな仕上がりとなっています。

LEDライトの雄、ジェントス製の強力ライトです。最大で95m先まで照らし出す800ルーメンの強力なオーバルビームは、楕円形の照射面で幅広い視界を確保できます。USB充電式ですが専用の充電地は脱着が可能なので、予備電池を持っていればバッテリー切れで走れない事態を避けることが可能です。充電式と乾電池式のいいとこ取りといえる嬉しい仕様ですね。

ここからは暗闇でも安心な1000ルーメン以上の超強力なライトを紹介します。これらの製品はMAXモードだと明るすぎて市街地では他者の迷惑になりかねないほどの光量ですので、走る場所に合わせて減光するなどの配慮を心がけましょう。

最大1100ルーメンの強力な輝度と独自テクノロジーのワイド配光で、しっかりと視界を確保しつつ他者への視認性にも配慮された設計になっています。最短3時間で充電が完了する急速充電回路を内蔵しており、インジケーター機能を兼ねた本体上部の操作ボタンの色でバッテリー残量が一目でわかる仕様です。

最大1400ルーメンの出力を誇るAX-P3Rは、ジェントスの自転車用ライト中でも一番明るい製品です。約210m先まで照射できる超強力なビームと、横方向への視認性を考慮したサイドエミッターを配し、高い安全性を備えています。外部への給電も可能で、ライトを点灯させながらスマホなどを充電することも可能です。

レザインのライトで一番明るい最上級モデルで、1800ルーメンの3LEDライトです。超強力な光量で前方をはっきりと照らし出します。CNCアルミニウムの本体は上面と側面に放熱用のフィンが施され、見た目にもかっこいいおしゃれな印象です。外部バッテリー（別売）との接続が可能で、ロングライフ性も抜群です。

2000ルーメンの超強力なパワーを誇るKnog（ノグ）のLEDライトです。本体とヘッド部分が分離できる構造なので、オプションのケーブルを使えば設置場所の自由度が格段に上がります。また10000mAhの大容量バッテリーなので、ライトのみならずモバイルバッテリーとしても使える優れものです。

キャットアイが誇る、自転車用としては世界で一番明るい最強ライトが、このVOLT6000です。圧倒的な6000ルーメンの超強力パワーで、漆黒の暗闇でも昼間のような明るさを確保できます。真っ赤なサイドフィンと背面ファンで放熱性を確保し、見た目にもかっこいい製品です。外部バッテリー式なので、予備バッテリーを持っていればさらなるロングランも可能です。

VOLT6000は実店舗でのみ販売されるモデルで、Amazonなどの通販では入手できないので注意が必要です。価格もそれなりにしますし自転車用としては重さもありますが、他を寄せ付けない圧倒的な明るさは実に魅力です。

自転車用ライトは現在はUSB充電式が主流になりましたが、乾電池式もまだまだ現役です。明るさはあまり高くないので番外編とさせていただきましたが、比較的低価格なことやコンビニなどで手に入る手軽さが乾電池式の強みです。そんな乾電池式ライトの中でも明るさに富んだ製品をひとつ紹介します。

ジェントス「閃」シリーズの名作がSG-455Bです。先端部を回すことでスポットからワイドまで照射範囲を無段階に調整が可能です。シンプルな操作とAmazonなどで2000円台で買える手軽さが最大の魅力です。明るすぎない輝度は街乗りに最適で、2mの落下耐久保証も付いているので多少ラフな使いかたでも安心です。

安心安全な自転車走行に欠かせないライトは、明るさを求めるならば乾電池式よりもUSB充電式に軍配があがるのが現状といえます。現在の主流もUSB充電式なので、多くの製品が存在し選択肢の豊富さも魅力です。必要な明るさは人それぞれですが、この記事がライト選びの参考になれば幸いです。自身にとってぴったりな明るくてかっこいいライトを見つけてくださいね！