Reliveの使い方⑥動画を編集する
次に、先ほど記録したアクティビティを動画へと編集していきます。動画編集と聞くと難しそうですが、スマートフォンのタップ数回で簡単に編集できます!
ムービーに使用する写真やBGMを設定
ムービーへの写真の追加
運動の記録を終えて停止ボタンを押すと、上のような画面に移り変わります。ここでは、アプリで撮った写真をサイクリングで記録された軌跡に写真を埋め込んでいきます。埋め込むには、この「Momentを追加したい場所までスクロールする」の画面で、黄色いバーを動かしながら写真を追加していきます。
アプリから撮った写真は自動で追加
サイクリングの工程を表した黄色いバーをドラッグして、写真を追加したい箇所を選びます。アプリで撮影した画像は撮影した箇所がGPSで保存されていますので、自動で撮影場所に追加されています。さらに、アプリで撮影した画像以外にもiPhoneに保存している好きな画像も好きな場所に埋め込んで保存ができます。
アプリからの通知を受け取る
しばらくすると、登録したメールアドレスに、Reliveからメールが届きます。外国語が日本語に翻訳されているため、若干不思議なタイトルで届きますが、全く問題ありません。早速、「Reliveで動画を確認」のボタンを押してみましょう。ちなみに、ボタンを押してもスマートフォンの本体に動画がダウンロードされるわけではなく、外部のサイトでストリーミングで見れるので、ストレージの容量を気にすることはありません。また、PCでメールを開けば、大きい画面で確認することもできます。
Reliveの使い方⑦完成したムービーを確認する
メールの「動画を確認する」ボタンを押すと、「relive.cc」のウェブサイトが立ち上がります。再生ボタンを押して仕上がりを確認しましょう。今回は、神奈川県川崎駅から鶴見川沿いへとロードバイクで軽く走って3Dのムービーが出来上がるか確認しました。動画のキャプチャがこちらです。
3Dの地図上に黄色い軌跡が描かれています。左上に全体の行程が現れます。ポタリングがまるでロードレースかのようです!
先ほどの動画の編集で画像を埋め込んだ箇所まで動画が進むと、このように写真が表示されます。
気持ちよく走って写真を撮ったのにどこで撮ったのかわからなくなることは「サイクリングあるある」なので、これは便利ですね!
動画の保存方法
出来上がった動画をダウンロードして保存するには、iPhoneであれば動画の画面を長押し、PCであれば右クリックでメニューを出して保存を行います。ダウンロードされた動画は、MP4形式で保存されます。そのままYOUTUBEに載せられるうえ、各種動画編集ソフトにも取り扱いやすい動画フォーマットです。
登山やランニングでも同様に記録できます
今回ご紹介したReliveは、実験したロードバイクでのサイクリング以外も、登山やランニングでも動画を作ることができます。登山の動画記録アプリはYAMAPが一番人気ですが、Reliveと比べると、YAMAPはYOUTUBE経由で動画を確認する必要があります。一方、Reliveは一つのアプリで動画の記録、編集、保存ができるというわけです。
GPS強度とバッテリーには注意
GPS強度が弱い山道でその信号が途切れてしまうと、登山をしていたのに海上を泳いでいたり山を飛び越えたりと、あらぬ方向に進む動画になってしまいます。スマートフォンの受信強度にもよりますが、今回調査した限りでは、特定の山道、サイクリングロードの一部分や大型の自然公園などは信号が途切れやすくなっていました。
長時間使用かつGPSに不安のある場合は、ガーミンに代表される専用機器と連携して使用するとよいでしょう。スマートフォンのバッテリー温存にもつながります。
まとめ
簡単操作でSNS映えするReliveの動画
今回ご紹介したアプリ「Relive」は、サイクルコンピューターとしては最小限の機能にしぼられています。そのため、詳細なアクティビティの記録を残したい方には機能面で少し物足りなく感じるかもしれません。しかし、スマートフォンひとつの簡単操作で3Dムービーがほとんど自動に作成できるのが最大の特徴です。しかも、作成した動画は容量も大きくなく、FacebookをはじめとするSNSにそのまま投稿できます。サイクルリング旅行の記録動画を作れば、SNS映えも間違いなしです。まだ使ったことのない方は、ぜひダウンロードしてReliveを体験してみてください!
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有料会員の場合はこれに加えてBGMの設定ができます。ここまでできると、直接YOUTUBEにアップロードしたくなるクオリティです!