「カーボンリム」はどんな方におすすめ?その種類や性能をご紹介!

「カーボンリム」はどんな方におすすめ?その種類や性能をご紹介!

自転車のホイールにはさまざまな種類があります。その中でもカーボンリムのホイールは人気が高いです。カーボンリムのホイールとそれ以外のホイールではどのような部分が違うのでしょうか? 今回はカーボンリムのホイールのご紹介をしていきます。

記事の目次

  1. 1.カーボンリムのホイールとは?
  2. 2.カーボンリムの種類
  3. 3.カーボンリムホイールのメリット
  4. 4.カーボンリムホイールのデメリット
  5. 5.カーボンリムがおすすめな方
  6. 6.まとめ

カーボンリムホイールのデメリット

メリットが多いカーボンリムホイールですが、もちろんデメリットもあります。次は、カーボンリムホイールを使っていく上でのデメリットの説明をしていきます。

カーボンリムのデメリット①ブレーキの効きが悪い

出典: https://shop.mavic.com/ja-jp/rodo-toraiasuron/hoiru.html

最初に挙げられるデメリットは、ブレーキの効きが悪いということです。カーボンリムホイールはメーカによってはブレーキの効きをよくするための工夫もしていますが、それでもアルミリムなどに比べるとブレーキの効きは悪いです。特に、雨の走行中はブレーキ時の制動距離が何倍にも増えてしまいます。カーボンリムホイールではブレーキを早めにかけるように心がけるようにしなければなりません。

カーボンリムのデメリット②価格が高い

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カーボンリムホイールの二つ目のデメリットは、価格が高いということです。カーボンリムホイールだけでなく、一般的にロードバイクのパーツやフレームはカーボンで作られているものは一番価格が高いです。カーボンリムホイールのホイールも価格が高く、30万円以上するものもあります。高い買い物になるため、新しいホイールを購入するときは、慎重に検討しましょう。

カーボンリムのデメリット③衝撃に弱い

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カーボンリムホイールのデメリットとして三つ目に挙げられることは、衝撃に弱いということです。ホイールは垂直方向からの衝撃はうまく吸収することが可能ですが、横方向からの衝撃には弱いです。そのため、転倒などしたときにホイールのリムにひび割れが起きてしまうこともあります。カーボンリムホイールはひび割れが起きてしまうと使用できなくなってしまうため、取り扱いに注意しましょう。

カーボンリムがおすすめな方

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さまざまなメリットやデメリットがあるカーボンリムホイールですが、どのような方におすすめなのでしょうか? カーボンリムホイールを使うことで恩恵が大きい使用目的の紹介をします。

ヒルクライムで楽に登れるようになりたい方

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ヒルクライムでは乗り手の体重やロードバイクの軽さが非常に重要です。そのため、重量の軽いカーボンリムホイールを使用するだけでも上り坂でのスピードは速くなります。リム部分の重量が軽ければ軽いほどヒルクライムでは有利になるため、リムハイトは30mmなどの低めのカーボンリムホイールを使用することをおすすめします。

平地での巡航速度を速くしたい方

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カーボンリムホイールはリムハイトを高くすることで走行時の空気抵抗を少なくすることが可能になりました。そのため、平坦な道で同じ速度で巡航しやすくなります。リムハイトが高ければ高いほど空力の性能に優れますが、横風などでロードバイク全体が左右に振られてしまうリスクも高まってしまいます。目安として50~60mmのリムハイトのカーボンリムホイールを使用するとバランスがいいでしょう。

見た目をかっこよくしたい方

リムハイトが高いホイールを装着することで全体の見た目もガラッと変わります。リムハイトが低いホイールを装着したときよりもレースバイクのような見た目になります。同じリムハイトでもリムの形でも見た目は変わっていきます。自分が好みの見た目になるようなホイールを探してもいいでしょう。

まとめ

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カーボンリムホイールでかっこよく・速く走ろう!

カーボンリムのホイールは多くのメリットがあり、さまざまな方におすすめできるホイールです。しかし、価格が高かったり、衝撃に弱かったりなどデメリットもあるので、自分に合ったカーボンリムホイールを探すことは非常に重要です。カーボンリムホイールで快適に速く走れるようになりましょう。

TS Rider
ライター

TS Rider

ロードバイクでアマチュア実業団E1カテゴリーでのレースを走っています。自転車の知識を伝えながら、自分自身の勉強になったらと思っています。

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