中華カーボンホイールとは
「中華カーボンホイール」とは、台湾や中国の工場を生産ラインとして製造された、ロードバイクに使用できるカーボンホイールのことです。有名ブランドのカーボンホイール製品の技術が流出したことにより、中国の自転車ブランドも大規模な製造・販売が可能な状態にまで急成長しています。ノーブランド製品なのでレース向きではないのも特徴ですが、趣味の範囲内であれば何ら問題なく使用することができます。
中華カーボンホイールの生産ラインのブレ
みなさんが中華カーボンホイールに手を出せない一番の理由は、もちろん中華規格の製品だということにあるはずです。日本規格に通っていて会社の信用があれば、中華カーボンホイールは誰しもが一度は試したい魅力的な価格設定で販売されています。今回は、日本語での質疑応答も可能な大手通販サイトでの選び方をご紹介します。
中華カーボンホイールは少数生産の工芸品ではなく、大量生産の工業品です。そのため、生産ラインにはブレもあります。荷物が送られてきたら、ロードバイク用のタイヤとして問題なく使用できるかどうか、すぐに試乗して確認してください。ブランドによっては技術が確立していないものもあるのですが、返品する手間を考えても安いという特徴があるので、おすすめです。
中華カーボンホイールのブランド
中華カーボンホイールの選び方は、製造ラインにブレがあること前提なので、返品に対応してくれるブランドの力が重要になります。「新興ブランド」はもうすでに流行り始めているので生産が軌道に乗っており信用が徐々に出てきているブランド、「無名ブランド」は文字通りまだ知名度が低く、顧客からの信用を獲得する途上にあるブランドとして紹介します。
新興ブランド
IMUST(アイマシト)、ICAN(アイカン)、SAKYA CARBON(シャカカーボン)、ELITE(エリテ)などが量産に成功したといえる有名なロードバイク用の中華カーボンホイールのブランドです。彼らの生産ラインは工業品として日々しのぎを削っています。選び方としては諸外国ブランドの模倣品ではなく独自に進化した製品をおすすめします。
無名ブランド
無名ブランドの魅力は、新興ブランドより更に安いのが魅力です。AliExpressなどで有名になったブランドはチェックしておくと、タイミング次第で日本版Amazonなどで購入する場合でも賢く立ち回ることができます。ロゴがないものが多いという特徴があり、一度でも試乗してしまうと返品に応じてくれない可能性があるので、その点には注意しましょう。