Race EXP Airとは
Race EXP Airは、ドイツのバックパックメーカー「ドイター」(Deuter)のリュックのひとつです。ドイター製のバックパックは、ヒマラヤ遠征やアイガー北壁登頂など、数々の世界的な山岳登頂への用品サポートにより、山岳バックパックとしての地位を確実にしています。
ユーザー本位のモノづくりの会社
ドイターでは、山岳バックパックだけでなく、サイクル用バックパックや女性専用設計のバックパックなど、用途に応じた、ユーザー本位での商品を開発・販売しています。「バックパックの製造を通して、冒険者のパフォーマンスを高めたい」が、ドイターのもの作りの姿勢です。
ライダーを悩ませる「汗問題」
スポーツバイクの荷物問題
ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツバイクで走るときは、なるべく荷物が少ないに越したことはありません。財布や鍵くらいなら、サイクルジャージの後ろポケットに入れることができますが、着替えなど大きなものは無理です。
リュックは手軽でラク
ロードバイクやクロスバイクにはママチャリのようなカゴはついていないので、荷物を運ぼうとすると、サドルバッグやフレームバッグを使用することになります。しかし、これらは結構取り付けなどが面倒な時も少なくありません。その点、リュックやバックパックなら荷物を放り込んで担ぐだけと、手軽で簡単です。
問題は汗
ただ問題は、リュックやバックパックは背中に密着するので、バッグと背中の間が汗だらけになってしまいがちな点です。シャツがびっしょり濡れて不快に感じたり、汗がリュックの生地を通り越して中までしみ込んでしまうといった事態も起こります。
汗問題を解決
人は、発汗することで体内の熱を逃がして体温を調節します。背中は発汗する部分が大きいのですが、リュックのせいでうまく発汗できなくなれば、体調を崩すことにもなりかねません。この汗問題は、多くのライダーたちの悩みの種でもあるのです。Race EXP Airの最大の特徴は、自転車乗りを悩ませる、この「汗」に対する対策に優れている点です。
Race EXP Airの特徴(4つ)
サイクル用の定番リュックともいえるドイターのRace EXP Airですが、どんな点が支持され、人気なのでしょうか。ここでポイントを確認していきましょう。
Race EXP Airの特徴①汗対策が優秀
Race EXP Airを選んだ人のほとんどが口にするのが「汗対策に優れている」という点です。自転車でリュックを背負って走ると、汗をかいて背中が汗でビチョビチョになってしまいがちです。それを防ぐためにRace EXP Airの汗対策として挙げられる、いくつかのポイントがあります。
汗対策①アーチ形の背面パネル
通気性が抜群
Race EXP Airが汗対策に優れているとはいえ、これを背負えば汗をかかないというわけではありません。しかし、背中にあたる部分が金属フレームを使ってアーチ状になっており、リュックと背中の間に空間を作るので通気性が抜群で、蒸れにくくなるのです。
ドイター独自のシステム
リュックと背中の間を空気が通るので、汗をかいても不快感が少なく、また風が通り背中の温度を下げてくれます。ドイターでは、このシステムを「エアコンフォートフレックスライトシステム」と呼んでいます。
汗対策②メッシュ構造で通気性良し
Race EXP Airの背面(背中部分)はアーチ状なので直接背中に接しないため空気が通りやすく快適ですが、加えてメッシュ素材でできています。さらに、肩にかかる部分やハーネス部分もメッシュ素材と、体に触れる部分はすべて空気の通りをよくする工夫がされているので、汗をかいても蒸れが抑えられ、快適であるというわけです。
続いて、Race EXP Airの特徴②を紹介!
出典:https://www.iwatani-primus.co.jp/deuter_bike/index.html