ドロッパーシートポストとは?
ドロッパーシートポストを聞いたことがありますか?ドロッパーシートポストとは、ハンドルに取り付けたレバーを操作するだけで自動でサドルの高さが変わるというものです。マウンテンバイクのサドルとしてとても人気があります。
ドロッパーシートポストはどういう仕組みなの?
ドロッパーシートポストを自動に動かせる仕組みは、ケーブルにあります。ドロッパーシートポストからつながるケーブルのついたレバーをハンドルに取り付け、手元で操作するだけでサドルの高さを変えることができるんです。仕組みのイメージがつきにくいと思うので、ぜひ動画をご覧ください。これからは、ギアチェンジだけでなく、サドルの高さもハンドル付近で操作する時代がきます!
ドロッパーシートポストの役割とは?
ドロッパーシートポストの役割は、サドルに可変性能を与え、走行中でもサドルの高さを手軽に調節できるようにすることです。最近マウンテンバイク愛好家に人気がある、と言いましたが、マウンテンバイクは、坂の上り下りが多い道を走る場面が多く、サドルの高さを変えたい!というタイミングが他の自転車と比べて多いです。
坂を登るときはサドルは高く、坂を下るときはサドルを低くした方が漕ぎやすいのですが、ドロッパーシートポストは、手元で瞬時にサドルの高さを変えることができるので、坂の上り下りをしやすくする役割を果たします。
ドロッパーシートポストのメリット
ドロッパーシートポストの最大のメリットはなんといっても、走行中でもハンドル付近のレバーでサドルの高さを変えられることです。傾斜が登り坂なのか下り坂なのかで、適切なサドルの位置は変わりますが、通常だと走行中にサドルの高さを変更することはできません。ところが、ドロッパーシートポストなら走行中でも簡単にサドルの高さを変えられるので、傾斜が変わるタイミングでスムーズに調節でき、特にレースでは大きな効果を発揮します。
簡単にサドルの高さを変えて坂を攻略
- 傾斜が変わるタイミングでサドルの高さを適切にすることで、力を最大限ペダルに伝えられる効果があります
ドロッパーシートポストは自分で取り付けられる?
ドロッパーシートポストは、自分で取り付けが可能です。しかし、ドロッパーシートポストを自動で可変させるためのコードがあり、このコードをサドルからハンドルまで自転車のフレームの内部を通して取り付ける仕組みになっているため、自分での取り付けは、かなり高度な技術が必要です。
ドロッパーシートポストを取り付けるときのポイント
- ドロッパーシートポストを取り付けるときは、サドルが最も高い位置にあるときに、ペダルが漕ぎやすくなっているかを意識して取り付けるようにしましょう
次のページでは、ドロッパーシートポストの選び方を紹介します