ツールボトル・ツール缶のメリットとデメリット
収納方法はサドルバックが一般的ですが、見た目スマートなツールボトルを選ぶ人が増えています。サドルバックにするか、ツールボトルにするかを検討する上で必要な判断材料として、ツールボトルのメリットとデメリットをここで見ていきましょう。
ツールボトル・ツール缶のメリット
ツールボトル・ツール缶のメリットです。サドルバックとの違いは、見た目の違いだけではありません。一般的にサドルバックを利用している人のほうが多いですが、ツールボトル・ツール缶を利用している人もいます。それは、ツールボトル・ツール缶にすぐれた特徴があるからです。
ツールボトル・ツール缶メリット
- ボトルゲージに入れるため、サドルバッグと比べて見た目スッキリ
- サドルを大きく左右に振っても影響を受けない、ダンシングに有利
- ボトルゲージから抜き取るだけなので、複数のバイクに差し替えが楽
- サドルバックに比べて安価で重量が軽い
中の荷物はどうするのかな~~?
ツールボトル・ツール缶のデメリット
ツールボトル・ツール缶のデメリットです。購入してから後悔することがないように、デメリットを正しく認識しておくことが重要です。ツールボトル・ツール缶を選ぶか、サドルバックなど他の収納方法にするか、検討するうえで大切な判断材料です。
ツールボトル・ツール缶のデメリット
- 出入口がせまいので、中身の出し入れが面倒
- 特定の荷物だけを取り出すことが困難
- 走行中にカタカタと音がする
- 雨に弱く、中に水が溜まる
- ボトルケージを一つ占有する
- 収納できる量に限りがある
デメリットたくさんあるんだけど~~
まぁまぁ...落ち着いてね
デメリットへの対策について
デメリットは、対策する方法があります。
- 出し入れの問題は、ジッパーで開閉するツールケースを選んで解決
- 走行中のカタカタ音は、中に軍手を詰めるか、収納ポケット有りを選ぶ
- 防水を重視するなら、ツール缶を選ぶ
- 荷物が多くなるなら大容量タイプを選ぶか、サドルバックと併用
デメリット多い!って思ったけど、対策すれば問題無しってことね。
そういうこと!
ツールボトルの選び方
ツールボトルを使ったほうがよい場面とは
荷物が少ない中距離サイクリング
宿泊をともなう長距離サイクリングは別として、普段のサイクリングであれば、最低限の携行品でよいのでツールボトルが最適です。携帯食や、貴重品はジャージのポケットに入れることもできるので、荷物の少ない距離であればツールボトル1つでじゅうぶんです。
ドリンクボトル1つでよい秋~春のサイクリング
ドリンクゲージを1つ占有するのでドリンクを1つしか運べません。水分補給が少なくてよい秋~春のサイクリングに向いています。なお夏場にツールボトルを使う方は、飲み物を自販機やコース途中のコンビニで補給しておけば、水分不足になることもなくサイクリングが楽しめます。
天気のよい日のサイクリング
一般的にツールボトルは防水ではありません。雨に降られると、ジッパーから水がしみ込んで中身が濡れてしまいます。ツールボトルは天気の良い日のみに使うのが無難です。しかし突発的な降雨に遭遇することもあるので、普段から防水仕様のツールボトルを使っていればなお安心です。
見た目のカッコよさにだわりたい
サドルバッグはサドルにぶら下げて取り付けるので目立ちます。ダンシングするとサドルといっしょに左右に大きく振られるので重量バランスも悪くなります。それにくらべ、フレームと一体化したツールボトルは見た目に違和感がなくスマートです。カッコよさを重視するならツールボトルがおすすめですね。
お腹がすいたら、食べられるツール缶がほしいな!