シマノ製コンポーネントのグレードの違いは?性能や選び方を解説!

シマノ製コンポーネントのグレードの違いは?性能や選び方を解説!

ロードバイク、特に完成車に組まれているコンポーネントの大半はシマノ製です。コンポーネントの種類はいくつかあり価格もさまざまですが、グレードによる違いがよくわからないという人も少なくありません。シマノのロードバイク用コンポーネントについて、考察してみましょう。

記事の目次

  1. 1.コンポーネントとは
  2. 2.シマノのコンポーネントの種類
  3. 3.シマノのコンポーネントの選び方
  4. 4.まとめ

シマノのコンポーネントの選び方

https://bike.shimano.com/ja-JP/product/component/tiagra-4700.html

シマノのコンポはそれぞれ性能も異なりますし、価格もデュラエースとクラリスとでは10倍程度の差があります。コンポの選び方のポイントをチェックしてみましょう。

上級グレードは走りが速い?

上級コンポのバイクに乗れば走りが速くなるわけではありません。そう言うと「そんなはずはない。105よりデュラエースのほうが走りは速いに決まっている」と思う人も少なくないでしょう。

ポイントはギアの数

https://bike.shimano.com/ja-JP/product/component/ultegra-r8000.html

確かに、上級グレードと下位グレードとでは走行性能は異なります。しかし、それはギアの数の違いによるもので、ギアの数が多いためにスピードに合わせたギアの選択肢が増える、または自分の脚力に応じたギアを選びやすくなるためです。

機材ではなく「エンジン」

また、レバー操作や変速性能などがスムーズに行えることからストレスが少なくなるという点もありますが、決してコンポのグレードによって走りが早くなるということではないのです。機材のグレードより、乗る人も「エンジン」つまり脚力のほうが重要なのです。

レースやイベントでは差が出る

Photo byargentum

ただし、レースやブルベなどのイベントに出場する際はその限りではありません。もちろんコンポーのグレードで勝敗が決定するわけではありませんが、ギアの選択肢が少ないと体力の消耗やストレスが大きくなり、成績を左右する可能性があります。また、ブレーキ性能は上位グレードと下位グレードとでは差が大きいとされています。

選び方は「乗り方」

シマノのコンポは、下位グレードでも信頼性が高く動作も安定しています。選択のポイントは、自分がどんな乗り方をするかという点です。通勤や通学、街乗りがメインなのか、ロングライドも楽しみたいのか、レース出場を考えているのか、そういった点でコンポ選びを考えましょう。

まとめ

Photo byEM80

コンポの選択は、自分がロードバイクにどのように乗るかという点をしっかり認識することが大切です。完成車ではフレームの価値に合ったコンポが搭載されているので、予算を決めればコンポの選択に間違いはないでしょう。コンポのグレードアップは、ある程度経験を積んでからでも遅くはありませんよ。

S.ジャイアン
ライター

S.ジャイアン

週1ペースでライド、ポタリングに出掛けています。記事を通して多くの方と自転車の楽しみを共有できればと思っています。

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