RNCってどうなの?ANCHORの2020年モデルの特徴とインプレを紹介!

RNCってどうなの?ANCHORの2020年モデルの特徴とインプレを紹介!

クロモリロードの中でも特徴的な造りで名車の呼び声高い、アンカーRNC。2020年モデルはRNC7とRNC3の2種類で発売されます。本記事では、RNC7とRNC3それぞれの特徴と、今なおRNCを支持する多くのユーザーの声も紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.今なぜクロモリフレームなのか
  2. 2.アンカーRNCという選択
  3. 3.RNC7の概要と特徴
  4. 4.RNC3の概要と特徴
  5. 5.RNCのインプレ
  6. 6.まとめ

RNCのインプレ

ではそんなRNCの評価はどうなっているのでしょうか。クロモリを愛用するユーザーはさすがに自転車に対してこだわりのある人が多く、その意見や感想も様々です。そんな中から特に多かった声を紹介していきます。

インプレ①優れた衝撃吸収力

Photo by272447

多くのRNCユーザーが口を揃えて言うのは、衝撃吸収性の高さです。タイヤの空気圧が低いのではないかと勘違いする人もいるくらい、柔らかい乗り心地を感じられます。もともとクロモリロードはその素材の特性上、しなやかで粘りのある柔らかい乗り心地で知られますが、RNCのそれはかなり体感しやすいようです。力のかかり具合を計算して独特のパイプ形状に加工した、ネオコットフレームの恩恵が大きいと言えるでしょう。

インプレ②漕ぐほどに伸びる走りのバネ感

Photo by Global Jet

もう一つRNCで高評価なのが、踏んだ時に感じる伸びやかさ、いわゆるバネ感が良いという点です。元来レーシングモデルだったこともあり、高速域に達した時の回しやすさとスピードの伸び方に優れています。クロモリならではのしなやかさと剛性を最大限に活かせるように設計された、ネオコットの高い技術力が光ります。

インプレ③坂や漕ぎ出しの重さは気になる?

Photo by ZUZIE

一方クロモリフレームならではの弱点もあります。軽量化したとはいえ、カーボンやアルミと比べて重さが出てしまうのは仕方がありません。その影響からか、ヒルクライムだけでなく、漕ぎ出しでも重さを感じるという意見も見受けられます。巡航性能は高いので、足回りのパーツをグレードアップすることで改善すると良いでしょう。

まとめ

名車ひしめく国産クロモリロードにおいて、今なお進化を続けるアンカーの定番商品RNCシリーズを紹介してきました。レース機材としての一線を退いた現在でも、RNCはツーリングやロングライドでその高い走行性能を見せてくれます。ロードバイクのトレンドが変わりゆく中で、このシリーズがなぜ現在でも多くのローディーに愛されるのか、その理由と魅力がお分かりいただけると幸いです。

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ちゃりぶらりあん
ライター

ちゃりぶらりあん

自転車、特にロードバイクをこよなく愛し、チャリでブラブラするのが好きな図書館司書(ライブラリアン)。 すなわち「ちゃりぶらりあん」とは私のことです。 怠けているので速くはなく、稼ぎはないので高いパーツも買えませんが、走る楽しさは何よりの宝物です。 海外レースもよく観戦します。

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