ルイガノってどんなロードバイクメーカー?
ルイガノの拠点があるのは、カナダのヨーロッパのような美しい街並みの中です。この街にインスパイアを受け、「街を彩る人のアートな自転車を」をコンセプトに、美しいデザインの自転車を作るブランドメーカーです。また、家族愛も大切にしており、キッズ用の自転車から女性でも乗りやすい自転車など安全性にこだわったモデルを作っています。
2020年にルイガノが倒産!?
2020年にルイガノが経営破綻したというニュースは見た人もいるかと思います。日本からも撤退するのかと思いきや、日本でのルイガノは、「サイクルベースあさひ」がライセンス販売しているため、日本からの撤退はなさそうです。「ガノー」は、カナダ本部からの輸入になっているので、「ガノー」に関しては影響がある可能性があります。
ルイガノのロードバイクの評判
ルイガノもスポーツ自転車ブランドとして有名なブランドですが、ルイガノのロードバイクは、日本企業の「サイクルベースあさひ」がデザイン設計しています。ルイガノの自転車生産の歴史が浅いですが、クロスバイクはデザインがかっこいいし、安いのでスポーツバイクの入門として人気になっています。
ルイガノのロードバイクの特徴
日本のロードバイク人気の火付け役になった自転車漫画「弱虫ペダル」の中にはたくさんのロードバイクが登場しましたが、ルイガノの自転車も登場しています。真波山岳が小学生のときに自転車屋さんで借りていたのがルイガノです。ここからは、ルイガノのロードバイクの特徴を紹介します。
特徴①アルミフレーム
ルイガノのフレームは、アルミ製で、軽量で丈夫という特徴があります。ロードバイクといえばカーボンというイメージがあるかもしれませんが、カーボンは軽量であるかわりに剛性が弱く、長距離走行にあまり向きません。長距離走行を予定しているのであれば、アルミ製のルイガノのロードバイクはおすすめです。
特徴②安い
ルイガノのロードバイクは、日本でライセンス生産しているので輸送費が掛からず、安いです。また、アルミ製という安い素材を使っている点でも価格を抑えることができています。他の有名ブランドと比較してあまりに安いので性能が低いけど見た目にこだわったルック車なのでは、という口コミもありますが、ルイガノのロードバイクはデザインもよく、高性能なロードバイクでルック車です。
特徴③かっこいい
「街を彩る人のアートな自転車を」をコンセプトに挙げているだけに、デザインにこだわったかっこいいロードバイクに仕上がっています。
特徴④白を基調としたデザイン
ルイガノは、白を基調にしたカラーデザインであることが多く、ルイガノのブランド名が目立つシンプルな外観が特徴です。服装に合いやすく、オシャレな街乗りに人気です。
ルイガノのロードバイクのおすすめモデルとレビュー紹介
ルイガノがラインナップしているロードバイクのモデルとそのレビューを紹介します。ルイガノは、ドロップハンドルのロードバイクだけでなく、乗りやすさを重視したフラットハンドルのロードバイクも開発していて、そちらも高性能でおすすめです。
おすすめモデル①LGS-CRC
LGS- CRCは、ルイガノのエントリーモデルのロードバイクで、5万円以下で購入が可能です。フレームはアルミ製で、フロントフォークはカーボンになっています。重量は9.5kgと軽量で、コンポーネントは、シマノのクラリスを搭載しています。
- 「あり得ない価格で高コスパ」
- 上辺のスペックだけ見るとこのバイクより遥かに安いのはありますが、旧モデル旧タイプとはいえ、ほぼクラリスで固めてこの軽さ、加えてLOUIS GARNEAUというブランドの信頼感、これで五万円切るとかあり得ません。
おすすめモデル②LGS-CEN
LGS-CENは、LGS-CRCの上位モデルとなっており、コンポーネントはシマノのSORAを搭載したカジュアルなロードバイクです。細かなギア変速が可能で、長距離ライドでも快適な走行ができます。足がつきやすいように設計され、安全性能も高いです。弓なり状のトップチューブと、カーボン製のフォークによって高い振動吸収性を実現しています。
おすすめモデル③LGS-CTR
ハイドロフォーミング技術を採用し、空気抵抗を少なくするデザインのアルミ製フレームで、長距離走行の疲労を軽減します。トップチューブを従来より短くし、乗りやすさにこだわりました。フロントフォークは、カーボン製です。コンポーネントにはシマノのTIAGRAを搭載し、ペダルに力が伝わりやすい構造になっています。
おすすめモデル④LGS-LCA
ペダルへ力が伝わりやすいしなりをもつクロモリ製のロードバイクです。ヘッドチューブを長くすることで、上半身を起こした楽なポジションが取りやすいデザインで、足つきがしやすいトップチューブ形式を採用しており、長距離ライドに最適です。コンポーネントにはシマノのTIAGRAを採用し、高い走行性能を発揮します。クロモリは、アルミに比べて重量がありますが、このモデルは9.8kgと軽量で合格ラインです。
おすすめモデル⑤LGS-LCR
自転車素材としては珍しいクロモリフレームの、日本らしい自転車です。伝統的な手法で作られたクラシックな外観で、高級感溢れます。レースでも通用するシマノの105をコンポーネントに採用し、クロモリならではのしなりを感じられる走り心地を実現します。
おすすめモデル⑥LGS-CTR W
ルイガノの女性用にデザインされたロードバイクです。女性の体格に合わせたサドルと、コンパクトなハンドルで、家族愛に溢れるルイガノらしい自転車です。コンポーネントは、シマノのTIAGRAを搭載しています。レースから長距離のツーリングまで、さまざまなシーンで乗れる性能を備えています。
ルイガノのレース用ロードバイク「ガノー」
ルイガノは、カジュアルに街乗りする用の「ルイガノ」ブランドと、レース用の「ガノー」という二つのブランドがあります。日本での販売権を持っている「サイクルベースあさひ」が「ルイガノ」と「ガノー」を分けていますが、ルイガノ本社では特に分けて考えてはいないようです。「ガノー」は、カナダ本社がデザインし、開発しているブランドになっています。
「ガノー」モデル①GENERAL PERFORMANCE
ゼネラルシリーズには、「ロード」と「グラベル」の二つのモデルがあり、どちらもゼネラルの名の通り、あらゆる路面でも得意とします。「ロード」のモデルは、9.9kgのしっかりとした作りで、未舗装路でもなんなく走ります。「グラベル」のモデルは、フルカーボンのフレームで、700x40cという太さのタイヤを履き、コンポーネントは、シマノのグラベル用コンポーネントであるGRXを採用しています。
「ガノー」モデル②GARIBALDI
ガリバルディシリーズは、イタリアの将軍であり冒険家だったジュゼッペ・ガリバルディに由来し、アルミ製の頑強なフレームで、ブレーキは、油圧ディスクブレーキ、コンポーネントにはグラベル専用のシマノのGRXコンポーネントを採用しています。「G2」と「G2R」の二つのモデルがあります。「G2」は、悪路でもなんなく走る極太の650×47Cのタイヤを履き、「G2R」は、「G2」をオンロード向きにカスタムし、700×32cを履き、舗装路でも未舗装路でもなんなく走ります。長距離ライドにおすすめのシリーズです。
「ガノー」モデル③GENNIX
GENNIXシリーズには、F1を思わせるレース用のエアロロードバイクである「A1」モデルと必要最小限の素材で最大限のパフォーマンスを発揮することを目指して作られた軽量ロードバイクである「E1」モデルの二つがあります。「A1」は、シマノのDURA-ACE Di2を搭載し、超高速走行を可能にし、さらに超高速走行中でも反応の良い走りを実現します。「E1」は、シマノのULTEGRA Di2を搭載し、ヒルクライム、長距離ライド問わず最高のパフォーマンスを発揮します。
「ガノー」モデル④AXIS
アクシスシリーズは、どのシマノのコンポーネントを搭載しているかでグレードが分けられています。フレームは軽量で丈夫なアルミ、フォークにはカーボンを使っています。ルイガノのスポーツタイプのロードバイクを手軽に体験してみたい人におすすめのロードバイクです。
まとめ
カナダを拠点とする自転車ブランドであるルイガノは、日本では「サイクルベースあさひ」がライセンス販売しているという異色の形態をもったブランドで、ルック車並みの値段で高性能なのが特徴です。エントリーモデルのロードバイクでも安いですが高スペックでとてもおすすめです。初めてのロードバイクにぜひ検討してみてください。
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