サイクルソックス選びのポイント
実際にサイクルソックスを選ぶ際には、何を基準にどんなところを見て選べばよいのでしょうか?使用用途や好みによってポイントは様々ですが、いくつか例をあげてそれぞれ具体的にみていきましょう。
丈の長さで選ぶ
人気なのはロング丈
一昔前はショート丈のサイクルソックスが主流でしたが、最近はロング丈のものが人気となっています。ヨーロッパのプロ選手がロングソックスを使い出したのが、世界中に流行として広まっていったようです。レーパンやタイツとの相性もよく、空気抵抗の軽減・紫外線対策・コンプレッション効果などが期待できます。
ウェアやシューズとの相性
丈の長さは好みの問題もありますが、シューズやウェアとの相性も重要です。ショート丈はどんなウェアにも合わせやすいですが、シューズによっては足首がシューズと当たり、ペダリングの度に擦れてしまう可能性もあります。ロング丈は見た目にもかっこよく様々な効果が得られますが、ウェアによっては野暮ったく見えたり、どうしても不自然な日焼けあとになったりします。
ショート丈
- すっきり見える
- どんなウェアでも合わせやすい
- シューズによっては足首が擦れる可能性がある
ロング丈
- 空気抵抗軽減
- コンプレッション効果
- 日焼け跡が不自然になる
※コンプレッション効果...体に圧を加えて筋肉の動きをサポートする効果
指先の形状で選ぶ
サイクルソックスには普通の靴下と同様に、指先が繋がっている丸い形状のタイプと各指が別れている5本指タイプがあります。ノーマルタイプの方が商品数も豊富ですが、5本指タイプのリリースも少しずつ増えてきています。それぞれメリットデメリットはありますが、脱着のしやすさならノーマルタイプ、蒸れにくさや指先の自由度を求めるなら5本指タイプが向いているようです。
ノーマルタイプ
- 商品数が豊富
- 脱着が楽
- 指の間が蒸れやすい
5本指タイプ
- 指の間までしっかりサポート
- 力の伝達率が高い
- 脱着が面倒
季節に応じて選ぶ
夏の暑い時期は、薄手の吸水速乾性に優れたものを選びましょう。ロング丈でも夏用は紫外線をカットしてくれるので意外と涼しいです。冬などの気温の低いときには、保温性と速乾性のあるものを選びましょう。タイツを履く場合は、相性によってはショート丈だと足首が出てしまうので、ロング丈がおすすめです。
ブランドやデザインで選ぶ
乗っているロードバイクやウェアと、ブランドやカラーを合わせるのも統一感が出るのでおすすめです。派手なカラーや個性的な柄で選ぶのもいいですし、全体がモノトーンなのであれば差し色で反対色を取り入れてみるのもおしゃれですね。もちろん主張するもしないも自由ですが、こだわりのソックスを履いて出かければ、サイクリングがもっと楽しくなるでしょう。
サイクルソックスを上手に使おう
自転車用の靴下「サイクルソックス」を紹介しました。長時間履いていても足の蒸れや疲れを軽減してくれるので、快適なサイクリングを楽しめます。力の伝達ロスも少ないので、ここぞというときにも最高のパフォーマンスを発揮できるでしょう。サイクルソックスで自転車に乗れば、きっとその効果に驚くはずですよ。ぜひ足元にこそこだわってみてくださいね。