2020年サイクルコンピューターおすすめ5選！スマホ連携で便利なのは？

サイクルコンピューターは、ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツバイクを楽しむための定番アクセサリーといえるでしょう。サイクルコンピューターは速度や走行距離などのいろいろなデーターを計測できます。そのために目標や目的を立てやすく、毎日同じコースを走るにしても、マンネリを防いでモチベーションをキープすることも可能となります。

サイクルコンピューターは所有していなければならないという品物ではありませんが、自転車をより楽しみたいと考えるなら、ぜひとも取り付けたいものです。サイクルコンピューターは、自転車との関わりを変化させるアイテムともいえるでしょう。

サイクルコンピューターの機能はモデルによってさまざまですが、基本的にどのモデルにも「速度（現在速度/平均速度/最高速度）」「走行距離（その日の走行距離/積算走行距離）」「走行時間（その日の走行時間/積算走行時間）」、そして時計機能が備わっています。

これらに追加の機能として「消費カロリー」や「GPS機能」「ナビ機能」、またセンサーをつけることで心拍数やケイデンスを計測できるようになるモデルもありますが、機能が増えるにつれて価格が高くなります。GPS機能があれば、スピードセンサーやマグネットを取り付けする必要がないのでフロントフォーク周りがスッキリします。

近年、サイクルコンピューターで人気が高いのが「スマホ連携機能」のついたモデルです。この機能は、Bluetoothでスマホと連携して、電話やメールの着信をサイクルコンピューターの画面上に表示したり、スマホアプリと連動してアプリで得た情報やデータをサイクルコンピューターで表示することができるというものです。

専用のスマホアプリを使用して走行データなどをスマホと同期するだけでなく、その結果を分析し、トレーニングを効率的に行えるようサポートしてくれるものもあります。また、スマホ上でナビゲーションルートを作成し、連動させてサイクルコンピューターにアップデートすることも可能です。

最近のスマホ連携のサイクルコンピューターは、情報収集や処理をスマホで行い、それらを表示させるといった役割のものが増えています。つまり、スマホとサイクルコンピューターが役割分担を行って、それぞれ情報の提供をしているというわけです。

サイクルコンピューターは国内外のいろいろなメーカーから販売されています。スマホ連携機能のついたモデルのほうがさまざまな機能が充実している傾向がありますが、その分だけ価格も高めの設定になっています。ここでは、スマホ連携で使いやすいおすすめのサイクルコンピューターを紹介しましょう。

スマホとの連携は、走行ログをスマホにインポートしてストラバなどのトレーニングアプリにデータの転送ができる程度と限定的で、スマホのGPSとの連動はできません。しかし、無線式のケイデンスメーターがついて、スマホアプリにデーターの転送が可能など充実した機能を持ちながらこの価格なら、十分安いといえるでしょう。

駐輪中にバイクに振動が加わると大音量で警告音を発するとともに、スマホに異常を通知する「盗難防止アラーム」も備えていたり、ナビ機能を使ったコースの作成も可能です。ガーミンのエッジシリーズには、エッジ830という上級モデルもありますが、エッジ530は日常的なトレーニングやライドを行う人向け、エッジ830はロングライドを楽しむ人向けといえるでしょう。

ルートナビ機能はありませんが、サイクルコンピューターをトレーニングのためのアイテムと考えるなら、特に困ることはないでしょう。それより、ガーミンエッジ520の半額ほどの価格と倍以上のバッテリー稼働時間という大きなアドバンテージが魅力です。

StravaやRide GPSなどのサイクリング系アプリと連携すれば、事前に作成したコースをサイクルコンピューター本体にダウンロードでき、ナビとして使えます。その他、Stravaとの連携でトレーニング内容の把握や目標設定の進捗状況の確認、さらに最高峰のスマートトレーナー「KICKR」との連携でインドアでも活躍してくれます。

スマホとの連携はBluetoothで行い、別売りの心拍センサーを使って心拍数トレーニングもできます。また、ポラール社が提供するPolar Flowウェブサービスを活用したり、無料オンラインツールを使って、サイクリングのトレーニングやフィットネスの環境を高めることも可能です。

スマホアプリをサイクルコンピューターの代わりとして利用している人も少なくありませんが、精度も高いとはいえず、ライドにかかわるいろいろな機能を求めるならサイクルコンピューターにはかないません。サイクルコンピューターを購入するならスマホと連携するものがおすすめです。高性能なサイクルコンピューターを使えば、トレーニングやロングライドをより楽しむことができるでしょう。