前乗せのチャイルドシート4選!後ろ乗せと比較した時のメリットもご紹介!

前乗せのチャイルドシート4選!後ろ乗せと比較した時のメリットもご紹介!

お子さんを自転車に乗せて走るには欠かせないチャイルドシート。この記事では特に前乗せタイプを取り上げ、そのメリットやおすすめの前乗せチャイルドシートを紹介していきます。初めて自転車に大事なお子さんを乗せる親御さんは、ぜひ参考にしてみてください。

記事の目次

  1. 1.チャイルドシートでお子さんと楽しく自転車に乗ろう
  2. 2.前乗せチャイルドシートのメリット
  3. 3.自転車のチャイルドシート前乗せ用おすすめ4選
  4. 4.前乗せチャイルドシートの選び方
  5. 5.まとめ

チャイルドシートでお子さんと楽しく自転車に乗ろう

Photo by Salim Virji

買い物に、お散歩に、保育園の送り迎えに。小さなお子さんのいる親御さんにとっては、車ならベビーシート、自転車ならチャイルドシートは欠かせないアイテムです。もちろん新生児を乗せるベビーシートとは違い、自転車だと子どもが1歳になるまでは乗せられません。お子さんが1歳を迎えるころに、チャイルドシートの購入を検討しましょう。

お子さんを自転車に乗せる場合、ヘルメットの着用は必須です。海外製チャイルドシートはヘッドレストのないものが多いので特に重要ですが、日本製品でもヘッドレストに頼らずに、必ずお子さんにはヘルメットを被らせてください。

初めて自転車に乗せるなら前乗せがおすすめ

チャイルドシートを選ぶ時の最初の選択が、前乗せと後ろ乗せのどちらにするのかということです。自転車のチャイルドシートは、前も後ろもだいたい1歳くらいからが適合年齢で、前乗せ型は4歳、後ろ乗せは6歳くらいまで使えます。お子さんを初めて自転車に乗せる場合は、チャイルドシートは前乗せ、つまり自転車のフロント部に付けるタイプがおすすめです。

前乗せチャイルドシートのメリット

ではなぜ、初めてのチャイルドシートには前乗せを推奨されるのでしょうか。もちろん後ろ乗せにもメリットはありますし、一定の年齢に達したら前乗せは使えなくなりますので、いずれは後ろ乗せシートが必要になります。それでも前乗せタイプがおすすめなのは、後ろ乗せと比べた場合に以下のようなメリットがあるからなのです。

前乗せのメリット①自転車は初めての子どもでも安心

子どもは1歳ともなると、好奇心が強くなり探索行動を行うようになります。親御さんといっしょに触れ合う外の世界に興味津々の半面、初めての自転車での移動に不安や恐怖を感じることもあるでしょう。チャイルドシートが後ろ乗せの場合、子どもにとっては親の背中しか見えず、振り返って自分の方を見てくれないのは大きなストレスにもなりえます。前乗せタイプなら、常にパパ・ママの視線や息づかいを感じながら乗っていられるので、安心感が高いです。

前乗せのメリット②子どもをしっかりと見ていられる

何にでも興味を示し始め、じっとしていることのない小さなお子さんは、親御さんにとっても目が離せません。自転車の後ろに子どもを乗せていると、どんな動きをして、どんな表情をしているのかを確認できないのが不安です。1歳くらいだと言葉もままならないため、後ろから声をかけられても対応に困りますね。ですがフロント用のチャイルドシートであれば、子どもがすぐ前にいるので、運転しながらでもその様子が常にわかります。

前乗せのメリット③クロスバイクにも取り付けられる

海外製のチャイルドシートには、クロスバイクやMTBに取り付けられるフロント用のチャイルドシートが多数あります。子ども乗せ用の自転車を新たに買うことなく、愛用のクロスバイクでお子さんといっしょに爽快な街乗りを楽しめます。ただしクロスバイクはスポーツ車ですので、自転車の軽さや強度を考慮すると同時に、二本脚のセンタースタンドなどで安定性を確保してください。あくまでも安全が第一です。

自転車のチャイルドシート前乗せ用おすすめ4選

そんな前乗せタイプのチャイルドシートから、おすすめ4製品をご紹介します。いずれも安全性、機能、デザイン、使い勝手などで高い評価を得ている人気商品ですので、チャイルドシート選びの参考にしていただけると幸いです。

おすすめチャイルドシート①OGK技研 FBC-015DX

OGK技研 FBC-015DX

参考価格: 7,199円

出典: Amazon
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Amazon7,199円
楽天

  • 適応年齢:1歳(12ヶ月)以上4歳(48ヶ月)未満
  • 適応身長:100cm以下
  • 適応体重:15kg以下
  • 重量:約2.4kg

国内製品の中では高い人気を誇るOGK技研の前乗せ型チャイルドシートです。お手頃な価格で5点式シートベルト、ヘッドレスト、可変式フットレストと基本的な性能を全て兼ね備えています。もともとOGKは自転車用ヘルメットの代表的なメーカーということもあり、安全性の追求には妥協がありません。

おすすめチャイルドシート②ブリヂストン ルラビーデラックス(フロント用)

ブリヂストン ルラビーデラックス(フロント用)

ブリヂストン ルラビーデラックス(フロント用)

参考価格: 14,850円

出典: 楽天
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楽天14,850円

  • 適応年齢:1歳(12ヶ月)以上4歳(48ヶ月)未満
  • 適応身長:70〜100cm
  • 適応体重:8〜15kg
  • 重量:約3.5kg
  • SG規格認証商品

高品質な街乗り自転車の代表格とも言えるブリヂストン製で、自転車関連パーツにも手を抜くことはありません。シートベルトこそ3点式ですが、衝撃吸収性に優れたクッションを使用しており、SGマーク取得の高い安全性を誇ります。

おすすめチャイルドシート③ Polisport Guppy MINI

Polisport Guppy MINI

参考価格: 14,040円

出典: Amazon
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楽天

適応体重:9~15kg
シート重量:2.29kg
特徴:5点式シートベルト/欧州安全規格 EN14344、TUVマーク、GSマーク

polisportは、ヨーロッパを中心に自転車用パーツを展開するポルトガルのブランドです。このGuppy Miniは、シンプルなデザインながら5点式シートベルトを採用しており、ヨーロッパの安全基準を満たすTUVとGSマークの認証を得ています。日本製品にはない独特のカラーリングも人気です。

おすすめチャイルドシート④Thule RideAlong Mini

Thule RideAlong Mini

参考価格: 11,762円

出典: Amazon
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楽天

  • 適応年齢:9ヶ月以上3歳(36ヶ月)未満(1歳未満は小児科医に相談)
  • 適応体重:15kgまで
  • 重量:約2.7kg
  • 直径20〜28mmのノーマルステムまたは直径28.6mmアヘッドステム適応

クロスバイクにも対応する前乗せチャイルドシートとして、高い人気を誇る商品です。曲線的なフォルムは人間工学に基づいて設計され、5点式シートベルトでお子さんの体をしっかりとホールドしてくれます。着脱や調整が簡単にできるようになっているなど、使いやすさにも配慮されています。

前乗せチャイルドシートの選び方

チャイルドシートの選び方については他の記事でも詳しく紹介されています。ここでは特に前乗せ用のチャイルドシートを選ぶ場合に注目するべきポイントをあげていきましょう。

自転車用チャイルドシートの選び方ガイド!子どもを乗せるべきは前?後ろ?のイメージ
自転車用チャイルドシートの選び方ガイド!子どもを乗せるべきは前?後ろ?
お子さんを乗せて自転車で移動するなら、チャイルドシートは欠かせません。この記事では、初めて自転車用チャイルドシートを買うという新米パパママのために、前乗せ、後ろ乗せのどちらがいいのか、何を基準に選べばよいのかなど、購入前の選び方を紹介していきます。

ポイント①ひざが当たらないかどうか

自転車のフロント用チャイルドシートは、前カゴの代わりに取り付けるタイプとハンドルの内側に取り付けるタイプに分かれます。そして一般的なシティサイクルに付ける製品の多くはハンドルの内側になるので、シートの分ペダルをこぐスペースが限られてきます。そうなると背の高い人の場合、ヒザがチャイルドシートに当たってしまうこともあります。心当たりのある方は、ペダリングに支障をきたさないよう、サイズや取付位置を試してから選びましょう。

ポイント②ハンドルの形状とチャイルドシートが合っているかどうか

Photo byRollstein

前乗せ式のチャイルドシートは、ハンドルとステムの2点で自転車と接するのが一般的です。日本のメーカーから発売されているものの多くは、シティサイクルや軽快車、いわゆるママチャリで使われているセミアップ型ハンドルに適した形になっています。その場合ご自分の自転車がたとえクロスバイクでなくとも、T字のストレートなハンドルなどには使えないことがあります。ハンドルについては、形状の他にハンドル径、ステムの突き出し長などをしっかりチェックしましょう。

まとめ

今回は前乗せチャイルドシートについて説明してきました。後ろ乗せタイプと比べ様々な形や選択肢があるので、選ぶのは大変かもしれません。とはいえ、自分の自転車の形状をしっかりと確認して、安全性を重視していけば難しいものではありません。心身ともに安心感の高い前乗せ用チャイルドシートで、お子さんとの初めての自転車ライドを安全で楽しいものにしていきましょう。

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ちゃりぶらりあん
ライター

ちゃりぶらりあん

自転車、特にロードバイクをこよなく愛し、チャリでブラブラするのが好きな図書館司書(ライブラリアン)。 すなわち「ちゃりぶらりあん」とは私のことです。 怠けているので速くはなく、稼ぎはないので高いパーツも買えませんが、走る楽しさは何よりの宝物です。 海外レースもよく観戦します。

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