Primeのホイールのインプレは?
実際にPrimeのホイールを装着した人の感じ方は、どうなのでしょうか。たくさんあるモデルの中から「Prime BlackEdition 38」のインプレを以下にまとめてみました。
Primeを履いたインプレ
- 転がり抵抗の小ささ
- ほどよい加速感
- 快適性(乗り心地)がいい
- ブレーキタッチがいい
コスパのよさが高評価
他にもいくつかのインプレをチェックしてみました。中には、タイヤがリムの内側に固着して外れにくい、多少重量を感じる、高速巡行の時に思ったほどスピードが出ていないといったインプレもありました。しかし、それらは慣れやモデルの違いといった点が大きいようです。レース使用もスプリントならいざ知らず、エンデューロなら問題なく、とにかくコスパの高いホイールというのが、インプレにおける総合的な評判でした。
Primeのホイールは種類が非常に多い
人気が高くコスパに優れたPreimのホイールには、いくつかの種類があります。しかし、種類が多過ぎてどれが自分の求めるものに合っているか、どれが自分のロードバイクにふさわしいか、モデル間の違いはどうなのか、など購入しようとする人を悩ませることがあります。
選択肢が多岐にわたる
Primeのカーボンホイールにはクリンチャー(チューブレスレディ)とチューブラー、アルミホイールではクリンチャー(チューブレスレディ)があります。そして、カーボンにはリムブレーキ用とディスクブレーキ用、数種類のリムの高さ、2種類のグレードが用意されています。これだけの選択肢の中から、自分の希望するホイールを指定するのは簡単ではないでしょう。
Prime カーボンホイールクリンチャー(チューブスレディ)のラインアップ
- ブレーキ:リムブレーキまたはディスクブレーキ
- リムの高さ:28mm/38mm/50mm/60mm/85mm
- グレード:RR または BlackEdition
Prime カーボンチューブラーのラインアップ
- ブレーキ:リムブレーキ
- リムの高さ:28mm/38mm/50mm/60mm/85mm
- グレード:BlackEdition
ブレーキによる選択は、装着するバイクのブレーキによって決定するので難しくないはずです。クリンチャー(チューブレスレディ)かチューブラーかも、はっきり決めることができるでしょう。問題はリムの高さです。リムが黒色なので、リムの高いほうがタイヤを装着するとさらにブラック部分が広がり、リム部分に入るロゴもより大きく目立ちやすくなります。ここで悩む人も少なくありません。
グレードによる違い
RRとBlackEditionにおけるグレードの違いもいくつかあります。たとえば、カーボンクリンチャー、リムブレーキ、リムの高さ28mmモデルにおけるグレード間の主な相違点は、リム幅、ハブ、スポーク、ハブベアリング、重量です。購入する際には、こういった細かな違いや特徴をしっかり把握しておく必要があります。
BlackEditionの特徴
BlackEditionのリム内径は19mm、外径25mmと、昨今のワイドリム化に対応したものとなっています。ワイドリム化により転がり抵抗の低下が期待できます。また、RRシリーズが白と黒を基調としているのに対して、BlackEditionはその名の通り黒色が基調で、小さな白色の「Prime」のロゴと大きな「Prime」のロゴが足回りを引き締め、落ち着いた印象を与えます。ロゴは、ステッカーではなくプリントというのもポイントが高いです。
RRシリーズの特徴
これは何といっても、価格の安さでしょう。BlackEditionとのいくつかの違いを前述しましたが、それはコストカットが目的です。そのおかげで、カーボンホイールとして十分安いBlackEditionをもしのぐ低価格を実現しているのです。コストカットといっても、特に性能が悪いわけではありません。高評価をつける多くのインプレが証明するように、ホビーライダーには必要十分なカーボンホイールというわけです。
Primeのホイールの目的別選び方
Primeのホイールは選択肢が多いのがメリットですが、あまり詳しくない人やいろいろと考えるのが面倒な人にとってはそれが却ってデメリットともなりかねません。そこで、簡単なホイールの選び方を目的別にみていきましょう。
目的&選び方① 憧れのディープリムが欲しい
ディープリムは見た目にもかっこよくて憧れの存在です。Primeなら、その夢をかなえてくれます。Primeのリム高は28mm~85mmまで5種類ラインアップされています。この中でおすすめなのが「BlackEdition」の50mmハイトです。ディープリムのメリットは空力のよさですが、その違いを体感できるには時速30㎞後半以上の速度からです。エアロロードオーナーなら85mmハイトでもOKですが、そうでなければ50mmハイトで手軽に試してみるのもいいでしょう。
目的&選び方② 軽いホイールが欲しい
ロードバイクの世界では「軽さは正義」といわれるほど、車体の軽さは非常に重要です。カーボンやアルミなどの素材でフレームがいくら軽くても、タイヤやホイールが重ければ走りがスポイルされてしまいます。そこでおすすめなのが、Primeシリーズ最軽量の「BlackEdition 28」です。リム高は大きければ空力や剛性にメリットがありますが、重量が増えてしまいます。軽さを求めるなら、リム高は最も低い28モデルのほうが好ましいといえます。
目的&選び方③ とにかくカーボンホイールに乗ってみたい
とにかくカーボンホイールに乗ってみたい、カーボンホイールってどんな走りなんだろう、安いカーボンホイールを探している、といった人なら「RR-38 V2」はどうでしょう。BlackEditionよりランクは下がりますが、その分値段は安くなります。安いカーボンホイールなら中華製品もありますが、何となく不安という人も少なくない中でもPrimeなら品質的に問題はありません。カーボンホイールなら街乗りでも軽快です。
まとめ
多くのロードバイクライダーの憧れであるカーボンホイールをリーズナブルな価格で提供してくれるPrimeのホイール。ただ安いだけでなく性能に対する評判もよく、まさに「コスパに優れている」といえる商品です。Primeを取り扱うWiggleではしばしばセールを実施しているので、さらにお得に購入することもできます。次のホイール購入の候補にPrimeを考えてみてはいかがでしょうか。
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https://www.wiggle.jp/prime-rr-50-v2-カーボンクリンチャーディスクホイールセット/