オルトリーブのサドルバッグの特徴
旧型でも非常に人気の高かったオルトリーブのサドルバッグですが、リニューアルモデルの特徴や使い勝手、魅力はどう変わったのでしょうか。気になる点を、ひとつひとつチェックしていきましょう。
特徴①防水性能
オルトリーブのサドルバッグの防水性能ですが、レビューでも土砂降りの雨の中を走行してもまったくバッグの中身は濡れなかったという話ばかりで、浸水したという報告はありません。ある実験では、バッグの中にスマホを入れて、バケツの水の中に沈めても問題なかったというほどです。
特徴②モノがたくさん入る
見た目以上に多く収納できる
容量は、1.6Lと4.1Lの2モデルがあり、入り口を折り返して締めるロールトップクロージャータイプなので、思ったより多く入ると感じる人が多くを占めるでしょう。
普段使いなら1.6Lで十分
1.6Lサイズでも、ツール類や予備のチューブ、財布やスマホといった携行品はもちろん、薄手のウインドブレーカーなども余裕で入ります。逆に、荷物が少なければ、折り返しの回数を増やすことでブカブカな状態になるのを防ぐこともできます。
旅行なら4.1Lがおすすめ
4.1Lの方なら、ツール類や予備チューブ以外にウインドブレーカー、さらに輪行袋やエンド金具一式なども余裕で入るので、輪行旅行もOKでしょう。また、インナーシュラフ、一人用テントなどを入れてオルトリーブのサドルバッグと着替えを詰めたリュックだけで、1泊程度の流行りのソロキャンプに出掛けることも可能です。
特徴③着脱が簡単
自転車への取り付け方
自転車への取り付けは、基本的に同胞されているアタッチメントをサドル下のレールに装着するのですが、取り付けは+ネジ2本で固定するだけと簡単です。ただし、サドルレールへの取り付けは、サドルやサドルレールの形状などによって工夫が必要な場合もあるので注意しましょう。
バッグの装着はアタッチメントでワンタッチ
バッグ自体の装着は、サドル側のアタッチメントにバッグのホルダーをスライドしてセットし、シートポストとバッグを面ファスナーで固定すればOKです。ホルダーだけでも十分固定されていますが、面ファスナーでシートポストに留めることでさらに安定感が増します。
持ち運びもラクラク
自転車から外すときは装着時と逆方向にスライドさせるだけと、ワンタッチで脱着が可能なので、ライドの途中でコンビニやトイレに寄る場合も簡単に取り外して持っていくことができます。バッグの横についているベルトを持てば、持ち運びもスムーズです。
特徴④アタッチメントが共通
別サイズでもOK
オルトリーブのサドルバッグのアタッチメントはサイズによる違いはありません。したがって、1.6Lサイズを買った後に、やっぱりもっとたくさんの荷物が入るほうがいいと4.1Lサイズを買い足したときでも、アタッチメントが共通なので、そのまま使いまわしができます。
旧モデルにも対応可
また旧型のオルトリーブのサドルバッグが使い勝手がよかったからと、リニューアルしたバッグを買う人も少なくありませんが、旧型のアタッチメントと互換性があるので、以前のものがそのまま使えます。
特徴⑤バックライトの装着が可能
旧型では装着ができなかったバックライトが取り付けできるようになったのも、大きな進化です。使い方は、背面にあるクリップ用のスリットにクリップ機能のあるライトを取り付けるだけです。サドルバッグをシートポストに取り付けるとバックライトの設置場所がなくなるケースも少なくないだけに、こういった点もメリットです。
特徴⑥価格がリーズナブル
オルトリーブのサドルバッグが旧型・新型ともに大きな支持を得ているのは、高品質・高性能でありながら、価格がリーズナブルなことが魅力とされている点も挙げられます。サドルバッグは多くの製品が販売されていますが、手頃な価格でこれだけの高品質な製品はなかなか見当たりません。
特徴⑦改造の必要がなくなった
旧モデルの欠点
旧型のサドルバッグは非常に使い勝手がよかったのですが、バッグ内部に型崩れを防ぐ補強金具があり、それを停めるナットが非常に大きくて出っ張っていたため、容量がスポイルされていたという点がネックでした。それを嫌って、容量を増やすためにナットを平たいネジに交換・改造していた人も少なくありません。
欠点が改善されている
新しくなったサドルバッグでは、このナットが平ネジに変更されています。これにより容量が増え、荷物が入れやすくなりました。
まとめ
ブルベの定番ともいわれるほど非常に人気の高かった旧型のオルトリーブのサドルバッグですが、リニューアルされてさらに進化し、魅力がアップしています。価格も手頃なので、新しいサドルバッグの購入を考えているなら候補の一つに加えてみてはいかがでしょう。
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