ロードバイクにおけるフィッティングとは?自分で調整するやり方も紹介!

ロードバイクにおけるフィッティングとは?自分で調整するやり方も紹介!

ロードバイクは、自分でカスタムするのが楽しいものです。自分の乗車スタイルや体格に合わせてフィッティングすると、長距離でも疲労が溜まりにくくなったりします。ロードバイクを自分でフィッティングして、快適な自転車ライフを送りましょう!

記事の目次

  1. 1.ロードバイクにおけるフィッティングとは?
  2. 2.ロードバイクをフィッティングするメリット
  3. 3.ロードバイクのおすすめポジション
  4. 4.ロードバイクのフィッティング方法
  5. 5.まとめ

ロードバイクにおけるフィッティングとは?

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ロードバイクは、自分の体格や乗り方によって、フィッティングを変えると、乗り心地が格段に良くなります。サドルの高さや角度を変えたり、ハンドルとサドルを近くしたり、離したりすることで、ヒルクライミングがしやすくなったりします。自転車に長距離乗っているとお尻が痛くなったりしたり、疲れがたまりやすいという人は、ロードバイクのフィッティングを変えてみるといいかもしれません。

ロードバイクをフィッティングするメリット

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ロードバイクを自分の体格や乗り方に合わせてフィッティングすることによるメリットを紹介します。ロードバイクを一度も調節したことがない方は、調整することのメリットを検討してみてください。タイムやケイデンスにも関わってきますので、フィッティングはかなり重要なポイントです。

メリット①疲労がたまりにくい

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自分の体格に合わせてサドルやハンドルを調節すると、とても快適に自転車に乗れます。一般的なママチャリでも、足がつま先でつくくらいがいいと言われていますよね。ロードバイクも調節すると、力が伝わりやすくなり、より効率的なペダリングができます。疲労がたまりにくくなるので、長距離をより快適に走れます。

メリット②速く走れる

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快適に走れるということは、速く走れるということでもあります。自分の乗り方に合わせたフィッティングをすることで、力を効率よく自転車に乗せることができ、スピードに乗れます。空気抵抗を少なくしたりもできますし、タイムが伸び悩んでいるという人は、フィッティングがおすすめです。

ロードバイクのおすすめポジション

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ロードバイクは、精密機器と言っても過言ではないので、普段からロードバイクに乗っている人には、1mmだけ調整しても、違和感が出ることがあります。初心者と慣れている人では、おすすめのポジションが違いますし、ヒルクライム向きのポジションなどもあります。自分の体格や身体のバランス、乗り方のくせなどにによっても、ベストなポジションは違います。しっくりくるポジションを見つけるまでには、時間と労力がかかりますが、諦めずに少しずつ探していきましょう。

初心者におすすめのポジション

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ロードバイクに慣れていない初心者の場合、サドルは水平がおすすめです。サドルの高さとしては、「股下の長さ×0.875~0.885」が良いと言われていますが、自転車用シューズを履いて、サドルに座ったまま、つま先立ちで、支えられるくらいがおすすめです。クリートの角度は、3°がペダリングの力が伝わりやすく、おすすめです。ハンドルは、シフトレバーとサドルの高さを合わせると、乗りやすいです。

ヒルクライムにおすすめのポジション

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ヒルクライムのときには、サドルのポジションは少し前方がおすすめです。サドルを前にした方が、ペダリングに力が入りやすいです。ただ、あまりサドルを前にしすぎると、ヒルクライム以外でのサイクリングでのポジションが厳しくなるので、注意が必要です。

次のページでは、「ロードバイクのフィッティング方法」を紹介します

ロードバイクのフィッティング方法

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ロードバイクは、精密機器と言っても過言でもありません。1cmの調整でも、普段乗っているスタイルからフィッティングを変えると、違和感を感じるものです。少しずつ調整しましょう。自分でロードバイクをフィッティングするには、いくつか道具が必要です。メジャーやアーレンキー、水平器を準備しましょう。サドルの角度を調節するときに水平器が必要です。

フィッティングのポイント

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ロードバイクをフィッティングするときには、まずはサドルの高さを調整するのがポイントです。その次は、ハンドルを調整していきます。初心者は、ハンドルは、持ちやすい位置に調節しましょう。慣れている人は、自分の乗車スタイルに合わせて、ハンドルの位置を微調整していきましょう。最終的には、乗ってみて微調整をしていきましょう。

ハンドルの調整方法

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ハンドルの高さの調整方法は、ステムのボルトを緩めて、コラムを抜き、中のコラムスペンサーを入れ替えることで、ハンドルの高さを調整できます。高さを下げるには、コラムを切って調整することもできますが、切ってしまうと元には戻せないので、慣れていないうちは、切らない方がいいです。手首が伸び、ヒジに余裕がある状態がベストです。

サドルの調整方法

ロードバイクのサドルの高さの調整方法は、アーレンキーが必要な場合がありますが、基本的には、普通のママチャリと同じです。「股下×0.86~0.88」と言われることもありますが、ペダルをサドルから最も遠い位置にしたときに、足をまっすぐ伸ばしてかかとがペダルに乗っている状態が、ロードバイクに慣れている人にはベストの位置です。

初心者は、つま先が地面につく位置にサドルの高さを調整しましょう。ロードバイクは、サドルの前後も調整できるのですが、膝の中心から糸を垂らして、ペダルの中心に合っている位置がベストです。

股下は必ず靴を履いて測る

  • 自転車に乗るときには、靴を履きますよね?ビンディングシューズを持っている人は、ビンディングシューズを履いて、股下を測りましょう

クリートの調整方法

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ビンディングを使用している人は、親指と小指を繋いだ線がペダルの中心にくるように調整します。お尻が大きい場合には、クリートを内側に調整すると力が伝わりやすくなります。ペダルのサイズにもよるので、ベストな位置を見つけましょう。クリートは、ペダリングに影響する重要な部分なので、こだわってもいいでしょう。

ポジション出し

  • サドルやペダル、ハンドルの位置を調節することを「ポジション出し」と言います。サドルをベストな位置に固定した後、ペダルの位置も調節していきます。クランクを水平にしたときに、腰にある大転子膝と膝と踝の角度が110°になるように調整するのがおすすめです。

まとめ

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ロードバイクを購入してから、一度もロードバイクをフィッティングしたことがない方は、一度フィッティングを検討してみてください。ハンドルの位置やサドルの高さなどは、自分で調整するのは簡単ですが、ペダルやサドルの角度を微調整するのは、コツがいるので、最初は自転車屋で相談しながら調整してみるのがおすすめです。自分にあったフィッティングだと、長距離走行でも疲労がたまりにくくなりますよ。

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サドルの適正な高さを知る方法は?測り方や調整の仕方を解説!
ロードバイクなどのスポーツバイクはもちろん、ママチャリでも適正なサドルの高さで乗ることが重要です。サドルの高さによって漕ぎやすさは大きく異なりますし、適正でなければ膝に負担をかけてしまいます。きちんと測ったり調整して、正しいサドルの高さで乗りましょう。
アクティブ少女の非日常
ライター

アクティブ少女の非日常

関西出身のチャリ旅ガール。主に一人で自分のペースで旅するのが好き。全都道府県制覇、その内、自転車では、日本半周行きました。

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