不要になった自転車の処分の仕方
自転車の処分を考えたら、まずは防犯登録を確認!
自転車を捨てたいときは、まず最初に防犯登録に加入しているかを確認をしてください。防犯登録は、自転車を買うときに加入をすすめられることが多いです。捨てたい自転車に防犯登録があれば、必ず抹消しましょう。
自転車を譲りたい
自転車を廃棄処分せずに友人などに譲った場合は、防犯登録が残ったままでも、重ねて防犯登録ができます。重ねて防犯登録をしてしまうと、二重登録になりリスクがあります。リスクを避けるため、自転車を譲るときも防犯登録は抹消しておきたいですね。
自転車を放置してしまうと大変なことに!
自転車を撤去されてしまったら…
捨てたい自転車なので、駅や道路に駐車したままうっかり放置してしまい、回収するのをすっかり忘れていた!…、という場合は、自転車は撤去されてしまいます。撤去された自転車を引き取りするときは、撤去処理手数料(数千円程度)を支払うことになりますのでご注意ください。
撤去自転車引き取りに必要なもの
うっかり自転車を撤去されてしまい、引き取りが必要になったときは、自転車の鍵、引き取りに行った人の名前と住所が確認できるご本人様確認書類、撤去処理手数料、保管料が必要になります。
自転車の不法投棄に注意!
捨てたい自転車なので、道路上や駅などに「故意に」放置しておいた…という場合は、不法投棄になる可能性があります。放置されている廃棄物というのは物品が限定されていませんので、「故意に」自転車を放置していれば、廃棄物とみなされて不法投棄が適用される可能性があるので注意しましょう。
放置自転車を発見したときは…
道路上の放置自転車はとても危険なので、放置自転車を発見したら盗難届が出ている自転車なのか、お近くの交番で防犯登録の確認をしてください。
廃棄物処理法
- 廃棄物処理法の第16条「何人もみだりに廃棄物を捨ててはならない」
- 罰則は第25条「五年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金に処し又はこれを併科する」
防犯登録の抹消の仕方
防犯登録を抹消しないとどうなる?
防犯登録を抹消せずに譲った自転車が、盗難や犯罪に遭遇した場合、自転車の使用者・所有者が既に譲った人に移っていても、防犯登録を抹消していないので、自転車を譲った人も所有者の一人とみなされてしまいます。そうなると警察から事情を聞かれる可能性もあります。このようなトラブルを未然に防ぐために、自転車を譲る前に、必ず防犯登録を抹消しておきたいですね。
防犯登録を抹消せずに、自転車を引き取りしたらどうなる?
防犯登録は個人情報になりますので、自転車の持ち主本人が防犯登録を抹消する必要があります。防犯登録が残っている自転車を引き取りした場合、残っている防犯登録は、本人以外は抹消できませんので、重ねて二重登録をすることになります。引き取りした自転車が犯罪に遭遇したら、警察から事情を聞かれることも考えられます。
防犯登録は自転車を引き取りする前に要確認!
防犯登録抹消の仕方の紹介
警察署の防犯係・自転車の防犯登録所・自転車の販売店が所定の場所になります。もし防犯登録をしたお店や登録したときと同じ所に行けるのであれば、まずはそちらに行きましょう。防犯登録を行ったときと同じ場所であれば、登録時の控えが7年間保管されていますので、控えが既に手元になくても、スムーズに手続きできます。
防犯登録の受付場所
最初に自転車を購入し防犯登録をしたお店を忘れた、すでにお店が閉店してしまっているという場合には、警察署の防犯係・自転車の防犯登録所・自転車の販売店のいずれかに行けば、防犯登録の抹消の手続きができます。
防犯登録の抹消に必要なもの
- 自転車本体
- ご本人様確認書類
- お客様控え
続いて、不要になった自転車の捨て方を紹介!
不法投棄については廃棄物処理法に記載があります。