ヒルクライム本格派ロードバイク 3選
もっと本格的にヒルクライムに取り組みたいという方には、よりヒルクライムに強いミドルグレードバイクをおすすめします。いずれもフレームセット販売がメインで、20万円後半から30万円台と予算の面でもハードルは高くなりますが、パーツの選び方次第で自分だけの一台を組み上げるのも走るのとは違った楽しみを与えてくれます。
おすすめ⑤リドレー HELIUM X
自転車大国ベルギーのトップブランドが誇る軽量オールラウンドバイク。空気よりも軽い気体ヘリウムを車体の名前につけているとあって、登坂への自信がうかがえます。前作より剛性を強化しながらも軽量さは損なわず、内装化によるケーブルの取り回しも向上。リドレーのバイクでおなじみ石畳でのテストによる優れた振動吸収性も魅力の一台です。
- フレーム価格:¥243,000(税抜)
- カーボングレード:HMカーボン30トン/24トン
- フレーム重量:870g(Sサイズ)
おすすめ⑥ファクター O2
ファクターは2007年創業のイギリスの新興ブランドです。航空産業のノウハウをいかした高い技術でトッププロの舞台でも活躍しています。このO2は「Dance up the mountains(山々を駆け上がるために)」のスローガンのもと、前作から製造過程を見直して素材のロスを減らし、軽量性、剛性だけでなく快適性も向上させています。
- フレーム価格:¥295,000(税抜)
- カーボングレード:Toray®Nippon Graphite Pan-Based Fiber
- フレーム重量:850g(49サイズ)
おすすめ⑦LOOK 785 ヒュエズRS
ロードバイク乗りの憧れの人気ブランドLOOK。そのヒルクライム向けバイクが785ヒュエズです。ツール・ド・フランスで有名なラルプデュエズのある町の名が由来であり、その名の通り山岳での登坂にフォーカスしたヒルクライム専用バイクです。シンプルながらハイクオリティなフレームは期待を裏切ることはありません。
- フレーム価格:¥380,000(税抜)
- カーボングレード:UHM60t、HM46t、IM30t、HR24t、グラスファイバー12t
- フレーム重量:780g(Sサイズ)+フォーク280g
憧れのヒルクライム専用ロードバイク 3選
ここで紹介するロードバイクは、ヒルクライム向けロードバイクの中でもハイスペックであり、当然非常に高額なヒルクライム専用バイクです。初心者の選び方としては敷居が高く誰でも簡単に手に入れられるというものではありませんが、それに見合った軽やかな登りと確かな走りを約束してくれます。
おすすめ⑧TIME ALPE D’HUEZ 01 Disc
こちらもツール・ド・フランスの峠、ラルプデュエズからその名をとったロードバイク。TIME独自のRTM工法によるさらなる軽量化や、登りのパワーをより効果的に出せるようなジオメトリーの改良など、あらゆる角度から最速ヒルクライムバイクとしての性能を追求。より手頃な価格の21もありますが、せっかくのフランス屈指の高級ブランド、ぜひフラッグシップの01を選びたいところです。
- フレーム価格:¥550,000〜(税抜)
- カーボングレード:HMカーボン、HRカーボン、ベクトラン
- フレーム重量:840g(Sサイズ)
おすすめ⑨ビアンキ SPECIALISSIMA
より軽く、より速く、安定した走りを極めるために作られたのが、このSPECIALISSIMAです。レース用のハイエンドOltreとは明らかに一線を画す、シンプルなヒルクライム専用設計フレームが特徴的。ハイレベルな軽量さ、重量剛性比に加え、ビアンキ独自のCountervail技術による路面の振動吸収性も秀逸で、登りでも下りでも妥協のない走行性能を体感できます。
- フレーム価格:¥500,000(税抜)
- カーボングレード:Super light carbon
- フレーム重量:780g
おすすめ⑩WILIER ZERO SLR
イタリアの名門ブランドによる、ヒルクライム専門バイクの最高峰モデルです。最先端の新素材カーボンを新しい製法で作り上げたフレームはスタンダードなフォルムですが、軽量さと高剛性が極限まで追求されています。またケーブルの完全内装化を軽量ディスクブレーキでは初めて実現するなど、隅々までハイスペックを極めたプレミアムバイクです。
- フレーム価格:¥590,000(税抜)
- カーボングレード:HUS-MODカーボン+三菱65Tカーボン+L.C.P
- フレーム重量:約780g(フォーク約345g)
軽くて強いロードバイクで山をめざそう!
ヒルクライムを始めたい方にとっては、軽くて強いロードバイクを選ぶというのがとても重要です。そうした点を踏まえて、登り坂に強いおすすめのロードバイクを紹介させていただきました。予算的に高価なバイクが多いですが、手間と努力を惜しまなければ必ず応えてくれるのがロードバイクであり、ヒルクライムであります。しっかりと吟味して、最良の山の相棒を見つけてください。
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出典:ジェイピースポーツ公式サイト