CRC5-56は接点復活剤として使える?CRC2-26との違いもご紹介!

CRC5-56は接点復活剤として使える?CRC2-26との違いもご紹介!

呉工業が販売しているCRC556は、錆び防止スプレーとしてとても優秀です。CRC556を接点復活剤としても使えることを知っていましたか? 他にもCRC226との違いや、CRC556の使い方、接点復活剤として使うときの注意点などをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.CRC556とは
  2. 2.接点復活剤としても使えるCRC556の使い方
  3. 3.CRC226とCRC556との違い
  4. 4.CRC556を自転車に使用するときの注意点
  5. 5.まとめ

CRC556とは

CRC556とは、呉工業株式会社が製造している錆止めスプレーです。自転車が錆びることを防止するには最適です。錆びてしまった部分に吹きかけても、サビに浸透して浮き上がらせてくれるので、錆落としにもおすすめです。錆びてしまって開けづらくなった鍵の部分にも吹きかけるとまたスムーズな動きを取り戻してくれます。

接点復活剤としても使えるCRC556の使い方

CRC556は、錆止め、潤滑油として使用することができる優秀なスプレーです。オーソドックスな使い方の他にも、金属機械の接点復活剤としての使い方もできます。CRC556のいろいろな使い方について紹介します。

CRC556の使い方①錆止め

あらかじめCRC556を吹きかけておかなくても、雨の日に乗った後にスプレーしておけば大丈夫です。チェーンやペダル、ブレーキの支点などにスプレーしましょう。また、スポーク、ハンドルなどのメッキ部分にも、CRC556を吹きつけた布などで定期的に拭いておくと、錆止めになります。

CRC556の使い方②錆落とし

錆びてしまった部分に吹きかけ、浸透させるようにしばらく置いておくと、錆びが浮いてきます。浮いた錆びをブラシでこすると、錆びを取ることができます。

CRC556の使い方③潤滑油

スライド式の鍵などが開きにくくなってしまったときには、鍵の可動部分に吹きかけると、潤滑油の役割を果たし、スムーズに動くようになります。キーキー音がなってきた場合などでも一度使ってみると、ストレスがなくなるかもしれません。

CRC556の使い方④洗浄効果

自転車のチェーンなどは、雨の日に使ったりすると、泥などで汚れてしまうことが多いです。CRC556をチェーンに吹きかけると、チェーンについている汚れを落とすことができます。ただし、一緒にグリスなども取れてしまうので注意が必要です。

チェーンにはチェーン専用のスプレーを!

  • 呉工業からは、自転車チェーン用の「チェーンルブ」や、長期的に使用できる「スーパーチェーンルブ」なども販売されています。

CRC556の使い方⑤接点復活剤

CRC556を電気製品などのスイッチの部分に吹きかけることによって、接点復活剤としても使うことができます。呉工業の公式ホームページを見てみると、CRC556の接点復活剤として使うときのポイントが書かれています。

556は接点復活剤としても使用できますが、専用の226やコンタクトスプレー、接点復活スプレーをおすすめします

CRC556を製造している呉工業株式会社のホームページでも、接点復活剤として代用できると公言しています。しかし、電気製品によっては、状態が悪化してしまうものもあるので、あくまで、CRC556は代用品として考え、電気製品の接点復活剤の専用のCRC226を使用することをおすすめします。

CRC556のここがすごい!

  • CRC556は、揮発性油脂と潤滑性油脂を一緒に吹き付けることができるので、優れた洗浄能力、サビ防止能力があります。

CRC226とCRC556との違い

CRC556は、自動車や自転車をはじめとして、家庭にある金属製品のメンテナンスなど、さまざまなものに対して使用できる錆止め・潤滑油です。それに対して、CRC226は、電気機器専用の錆止め・接点復活剤です。CRC226の方が、より専門的な使い方ができ、CRC556は、金属製品にオールマイティに使うことができる違いがあります。

CRC556を自転車に使用するときの注意点

Photo by haru__q

CRC556は、非常に優秀な錆び防止スプレーですが、注意しなければならないポイントもあります。正しく使って、自転車を錆びから守りましょう!

注意点①ゴムやプラスチックには使わない

CRC556を自転車に使用するときには、ゴムやプラスチックの部分にかからないように注意が必要です。もしかかってしまった場合は、すぐに布でふき取るなどしましょう。また、塗装されている部分にも吹きかけてしまうと、塗装が剥げてしまう可能性があるので、塗装部分にも使わないようにしましょう。メッキ部分には、CRC556を吹き付けた布で拭いてあげると錆止め効果があります。

注意点②長期的な錆び防止には使わない

揮発性があり、すぐに油分が蒸発してしまうため、長期的な錆び防止には向いていません。チェーンなどの長期的な錆び防止をするためには、グリスタイプの潤滑剤を使用することをおすすめします。定期的にCRC556を吹き付けることができるのであれば、もちろんきちんと錆び防止効果を発揮します。

まとめ

雨の日などに自転車に乗っていると、ブレーキの周辺などが錆びることがあります。そのときは、CRC556を使って錆止め、錆落としをして、ちゃんと自転車をメンテナンスしてあげてください。こまめにCRC556を吹き付けることができるのであれば、毎日オイルで洗うことになり、とてもいいメンテナンスになります。そのときにゴムやプラスチックにかからないように注意してくださいね。

アクティブ少女の非日常
ライター

アクティブ少女の非日常

関西出身のチャリ旅ガール。主に一人で自分のペースで旅するのが好き。全都道府県制覇、その内、自転車では、日本半周行きました。

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