クロスバイクの空気圧の適正は?目安・調整など空気圧の見方を詳しく!

クロスバイクの空気圧の適正は?目安・調整など空気圧の見方を詳しく!

クロスバイクなど自転車に乗り始めた初心者は、空気圧を気にしない傾向があります。それは、適正な空気圧の重要性を知らないからです。クロスバイクの適正な空気圧が大事さを知れば、空気圧を確認するようになるでしょう。そんな初心者向けに空気圧の目安・調整・見方など解説していきます。

記事の目次

  1. 1.クロスバイクの空気圧どのくらいが適正?
  2. 2.クロスバイクの空気圧とは?
  3. 3.空気圧の調整方法
  4. 4.タイヤに空気を入れる方法
  5. 5.クロスバイクの空気圧を適正にすることは大事?
  6. 6.空気圧の【高い・低い】で起こる影響
  7. 7.適正な空気圧入れて快適にクロスバイクを乗りましょう

クロスバイクの空気圧どのくらいが適正?

Photo by Dakiny

クロスバイクなどの自転車に乗り始めた初心者は、空気圧をあまり意識しないのではないでしょうか。自転車の空気圧は適正に入れることが大事です。適正に空気圧を入れないと、どんなことが起こるのか解説します。またクロスバイクなど自転車の適正な目安となる空気圧と調整方法や表示・単位の見方などについても詳しくみていきましょう。

クロスバイクの空気圧とは?

Photo by torisan3500

クロスバイクなど自転車の空気圧は適正に入れることが大事ですが、そもそも空気圧とは何のことなのでしょうか。空気圧とは、自転車のタイヤに入っている圧縮空気のことです。圧縮空気とは、空気入れなどの道具を使ってタイヤに入れている圧縮させた空気になります。

タイヤによってクロスバイクの適正な空気圧が違う

適正な空気圧は、クロスバイクなど自転車のタイヤの太さや種類によって変わります。適正な空気圧の見方は、タイヤの側面に表示してある数字と単位で分かります。タイヤの側面に「455-700kpa」あるいは「4.5-7.0bar65-100psi」などと必ず表示されていますので確認して入れるようにしましょう。

適正な空気圧には範囲がある

適正な空気圧には範囲があります。適正な空気圧は範囲で表示しているタイヤと上限値だけ表示しているタイヤがありまので初心者は知っておきましょう。例えば、タイヤの側面に「450-600kpa」あるいは「4.5-6.0bar60-100psi」の表示がある場合は、タイヤに入れる空気圧の範囲を表しています。

空気圧の見方は

Photo bybernswaelz

タイヤ表示の空気圧の見方は、「4.5~6.0bar」あるいは「60~100psi」が適正な空気圧の範囲ということです。「MAX100psi」と上限値だけ表示しているタイヤの場合は、100psiが空気圧の最高空気圧ということです。

推奨がある

このように最高空気圧しか表示がない場合は、平均的には最高空気圧の7割が最低空気圧と言われていますが、MAXに近い空気圧にすることをおすすめしているメーカーもあります。

空気圧の見方は複雑

タイヤに表示してある適正な空気圧は、barpsi・kPa・kgf/cm2の単位があって少し複雑です。適正な空気圧をあまり意識しない初心者のためにbarpsi・kPa・kgf/cm2の単位についてみてきましょう。

空気圧の単位

Photo by Laineema

適正な空気圧の表示は、barpsi・kPa・kgf/cm2の単位があり、メーカーによって違います。bar(バール)は圧力の単位で、1barは、100kPa(キロパスカル)と同じ、psiは(ポンド・スクエア・インチ)と読み、1psiは6894.76Paと同じです。kgf/cm2(キログラムパー平方センチメートル)と読み、1kgf/cm2をパスカルに換算すると98066.5Paになります。

サイズが同じでも適正な空気圧は変わる

適正な空気圧はタイヤ太さと種類で変わります。しかし、必ずタイヤサイズが同じイコール適正な空気圧ではありません。例えば、外径27インチのタイヤサイズ「700c」であっても適正な空気圧が同じとは限りません。そのため必ずタイヤの表示を確認して入れるように注意しましょう。

スポーツタイプは

「bianchi」「キャノンデール」「メリダ」などが提供しているスポーツタイプのクロスバイクは、タイヤの幅と太さによって走り方を変えることができます。このクロスバイクには、平均的に幅が広く、太いタイヤが採用されています。「bianchi」「キャノンデール」「メリダ」のクロスバイクで速く走るには、タイヤ幅を細くするため空気圧高めに調整する必要があります。

個人差があるため

「bianchi」「キャノンデール」「メリダ」のクロスバイクで街乗りなど安定感のある走り方したいのであれば、タイヤ幅広くする空気圧低めに調整がおすすめです。このクロスバイクの空気圧を街乗りやスピード走行するための高めや低めの調整は、あくまでも目安であってこれが必ず正しいとは言えません。そのため乗る人が判断する必要があります。

タイヤサイズでも変わる

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空気圧は、「700c」といったタイヤサイズによってもどのような調整がよいのか変わります。クロスバイクの表示に見られる「700c」とは、「700c」の700が外径700mmを表し、cはホイールサイズの規格のことです。ホイールはハブ・スポーク・ニップル・リムで構成されています。ホイールのどこかと言いますとリム部分になります。

リムとはどこか

リムとは、タイヤを覆っているホイールのフレーム部分のことです。リムのサイズによって収まるタイヤの幅が変わります。つまり、タイヤの太さはリムのサイズによって決まるということです。

空気圧の調整方法

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クロスバイクの適正な空気圧にするための調整方法についてみてきましょう。空気圧が低く場合は、空気入れなどの道具が必要です。空気圧が高い場合は、抜くことで調整することができますので道具は必要ありません。空気入れる場合は、空気圧計の付いた道具を使うことおすすめします。空気圧計が付いていれば適正な空気圧を入れることが可能です。

空気圧の確認の目安

空気圧の確認の目安は、自転車の種類やタイヤのサイズなどで変わりますが、クロスバイクは、6日に1度の目安で確認がおすすめです。また、サイクリングなど行く場合は、目安に限らず確認することをおすすめします。また、サイクリングに限らず自転車使うときには空気圧を確認することはおすすめです。

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他の自転車の目安は

参考までにロードバイクは5日に1度、ママチャリや街乗り・通勤・通学用のシテイサイクルの場合は、7日に1度の目安での空気圧の確認がおすすめです。このような目安になるのは、空気圧の減り方の早さに影響しているからです。

適正には範囲がある

クロスバイクの適正な空気圧には範囲があります。つまり、高めか低めかに調整できるということです。スピード出した乗り方をしたいのであれば適正の中でも高めに調整するといいでしょう。街乗りなどスピードより安定感と乗り心地を重視するのであれば適正の中でも低めがおすすめです。

前輪・後輪同じでいいの

空気圧は自転車前輪・後輪同じでよいのでしょうか。クロスバイクなどスポーツ自転車では、グリップ力が必要になるため前輪より後輪を高めに調整することがあります。前輪よりどのくらいといった目安はありませんので、乗って確認がおすすめです。

タイヤに空気を入れる方法

Photo byStockSnap

ここでは、タイヤに空気を入れる正しい方法についてみてきましょう。空気はバルブから入れるのでバルブコアのネジ緩めがスタートです。空気入れの口金をバルブに押し込みレバーを立てて口金が動かないように固定します。後は空気圧計を見ながら適正な空気圧になるように入れるだけです。

入れすぎたら

適正な空気圧より入れ過ぎたら、バルブコアを押すことで空気を抜くことができます。適正な空気圧を確認したらバブルコアのネジ締めを忘れないようにしましょう。

クロスバイクの空気圧を適正にすることは大事?

Photo by kaidouminato

クロスバイクの空気圧を適正にすることは大事です。クロスバイクなどの自転車の空気圧は、乗っても乗らなくても僅かに減少していきます。空気圧が減少することで、自転車のタイヤにハリがなくなり、タイヤのたるみにつながります。タイヤがたるむと路面との接地面積が広くなってしまうということです。空気圧はタイヤに影響することを初心者は知っておきましょう。

クロスバイクの空気圧はタイヤに影響

接地面積が広くなると、タイヤと路面との間の抵抗が増えて転がりづらくなり、必要以上に漕ぐ力が必要になります。つまり、普通の漕ぎ方してスイスイと進んでいた自転車が強い漕ぎ方しなければ進まなくなるということです。

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空気圧の【高い・低い】で起こる影響

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