【上級者向け】ロードバイクをオシャレにカスタムするための3つコツ

ある程度コツをつかみ、ドレスアップも決まってきました。そうなるとやはり次の段階としては、グレードの高いパーツが欲しいところです。ただどれもそれなりに高額になりますので、自分がどのパーツを購入し、求める性能やブランド、デザインはどうするか、などは慎重に吟味する必要があります。

より速さと軽量化を求めるサイクリストが、次に目をつけるのがハンドルです。エアロハンドルなど、空力性能を追求したデザインはそれだけでカッコいいですし、軽量化のためにカーボンを使用したハンドルなどは上品な質感を醸し出してくれます。
 

リアディレイラーと連動して、チェーンの回転性能に影響を与えるのがプーリーです。最近人気の大口径ビッグプーリーは、チェーンの曲がりが緩やかになる分抵抗が減り、走行性能の向上が見込めます。軽量化を図って無駄を削ぎ落としたデザインが多く、高級感も演出されます。確かに高価ではありますが、その洗練された機能美は購買意欲をそそります。

どのサイクリストにとっても、グレードアップを図るための改造で外せないのはホイールです。初心者が最初に交換するミドルグレードのホイールも、十分優れたデザインのものはありますが、よりグレードの高いホイールはデザインや質感の違いは一目瞭然です。もちろん相応の予算が必要になりますが、軽量化や一段上の走りを目指す意味でもぜひとも手に入れたいですね。

改造の最終段階がよりグレードの高いコンポーネントへの交換です。金銭的にも交換の手間を考えても、誰もがそう簡単にできるわけではありませんが、上位のコンポーネントは変速性能や耐久性、電動変速への対応など恩恵は少なくありません。デザイン性にも優れており、中でもカンパニョーロのコンポーネントはしばしば芸術品と讃えられます。

最後になりますが、どんな高級なパーツを使っても、ひどく汚れていたり、サビが浮いていたりするようでは何にもなりません。日々のメンテナンスやチューニング、バイク清掃を怠らず、きれいに、万全な状態にしておくことも、あなたのバイクをカッコよく、おしゃれに見せるコツの一つでもあるのです。

ロードバイクのカスタムをよりレベルアップさせる3つのコツを紹介しました。上級者向けということである程度コストのかかるものもありますが、それ以外でもちょっとした工夫であなたのバイクをよりおしゃれに飾ることができます。もちろんセンスや感覚は主観的ですし、ルールや法則に縛られず気にいった色やパーツを使うのが本当は一番いいのです。その上で、より効果的にカスタムを行うためにどんなことに気を配ればいいのか、この記事はその一助としていただければと思います。