おすすめのロードバイクマイナーメーカーランキング【北米(アメリカ・カナダ)編】
主にアメリカ、カナダにロードバイクを扱うメーカーが多く、デザインやボディカラーで目をひくというよりは、徹底して走行性能にこだわるメーカーが目立ちます。裏を返せばメジャーなメーカーは同じようなコンセプトになりがちなので、個性を出しているマイナーメーカーがおすすめです。
北米のおすすめマイナーメーカー第3位:アメリカ/KESTREL(ケストレル)
ケストレルは日本での知名度はあまり高くなく、普段走っているのをあまり見かけないかもしれません。しかし、アルミやスチールフレーム全盛の1986年に世界で初のフルカーボンバイクを製造したメーカーです。カーボンフレームの先駆者としてあこがれの存在でしたし、2011年にはブエルタ・ア・エスパーニャで機材を提供したプロチームが優勝も果たしています。
おすすめモデル:LEGEND-SL
高弾性なハイモジュラスカーボンを使用していながら、軽量化に成功している、ヒルクライムやスプリントにおすすめのモデル
北米のおすすめマイナーメーカー第2位:アメリカ/JAMIS(ジェイミス)
ジェイミスはMTBが主力のメーカーでしたが、最近はロードバイクにも力を入れており、カーボンフレームのレースモデルやかっこいいと評価されているトライアスロンバイクなどにも進出しています。日本ではまだマイナーであまり見かけないので、人とかぶらないためにも今がチャンスでしょう。
おすすめモデル:VENTURA A1
上位モデルのノウハウを基本にしたアルミフレームのエントリーモデル
北米のおすすめマイナーメーカー第1位:カナダ/Argon18(アルゴンエイティーン)
ランキング1位のアルゴン18は、日本では扱っているお店が少なくあまり見かけないですが、たった20年弱でツールドフランスなどのビッグレースに通年参加するところにまで昇りつめています。また、メーカー名も含め、バイクの名も全て元素記号の名前にしていたり、北米のメーカーとしては派手めでかっこいいデザインも独自性があり、高く評価されています。
おすすめモデル:GALLIUM PRO DISC
ツールドフランスを走ったアルゴン18のフラッグシップモデルで、独自の低い重心から生まれる安定感を損なわずに軽量化も図っている
おすすめのロードバイクマイナーメーカーランキング【日本編】
われらが日本にも昔からロードバイクを扱うメーカーは多く、オリンピックやツールドフランスに参戦したメーカーもあります。基本的には日本人のために開発、製造を行っているメーカーが多いので、乗りやすく、扱いやすいモデルが見つかる可能性が高いです。
日本のおすすめマイナーメーカー第3位:PANASONIC(パナソニック)
パナソニックは家電メーカーとしてはメジャー中のメジャーですが、自転車との造詣も深く、1952年には現在の基となる会社が設立されている老舗です。カーボンや軽量アルミが幅を利かせる現代において、クロモリやチタンなどのスチールフレームにこだわり、オーダーメイドでフレームを製造する「POS(パナソニック・オーダー・システム)」は、安価な上に納期も早いため高い評価を受けています。
おすすめモデル:カスタムオーダーシステム
基本となるフレームを選択し、デザインやボディーカラー、サイズを選ぶことができる
日本のおすすめマイナーメーカー第2位:YONEX(ヨネックス)
ヨネックスはテニスやゴルフ用品などプロからアマまで幅広いユーザー層を持つスポーツブランドです。そこで培ってきたカーボンの成形技術を活かし、世界最軽量級のロードバイクを製造しています。また、日本のプロチームにも機材を提供しています。フレームセットで約50万円~なりますので、あこがれの存在として見られている部分もあります。
おすすめモデル:CARBONEX
650gという超軽量フレームながら強靭さがあるので、直進安定性に優れ、しなやかな加速と快適なライドができる
日本のおすすめマイナーメーカー第1位:CHERUBIM(ケルビム)
ランキング1位のケルビムは1965年創業の老舗フレームビルダーで、1968年メキシコオリンピックで日本人選手に競技用自転車を供給し、日本新記録と6位入賞という快挙をもたらしました。北米のハンドメイドバイクショー「NAHBS」で計7回の受賞歴もある確かな技術が高く評価されています。
おすすめモデル:Piuma-Disc
ディスクブレーキの強い制動力に対応してパリッとした剛性感を出す一方で、クロモリの乗り味やスタイリッシュでかっこいい部分を損なわないモデル
マイナーメーカーはロードバイク選びの幅を広げてくれる!
今回は「マイナーメーカーのロードバイクに乗りたい人必見!おすすめメーカー12選」と題し、日本ではまだ知名度が低くあまり見かけないメーカーを、地域別にランキング形式で紹介しました。人とかぶってしまうというのはロードバイクのみならず、気恥ずかしさや大衆迎合的な部分もあるので、マイナーメーカーのロードバイクに乗る意味は大きいです。特にこだわりが強くオンリーワン感があるところや、製造技術の高いメーカーを選択しましたので、あなたもロードバイクを少し深堀りしてみませんか?
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出典:イラストAC