自転車ペダルの外し方!工具や交換手順・ゆるまない場合のコツもわかりやすく解説

自転車ペダルの外し方!工具や交換手順・ゆるまない場合のコツもわかりやすく解説

自転車のペダル交換をしたいが、やり方がわからない場合や交換をしようとしたが取り外せなかった方もいるでしょう。そこで今回は、ペダルを外すための工具、ペダルの取外し取付の際に交換手順、ペダルを工具でゆるめる時にかたくてゆるまない際の対処方法を紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.ペダルは自転車の心臓
  2. 2.ペダル交換をするために必要な工具
  3. 3.ペダルには右ネジ・左ネジがある
  4. 4.ペダルの脱着の手順
  5. 5.ペダルの取り付け方法
  6. 6.トルクレンチを使用して適正なトルクて締める
  7. 7.ペダルがゆるまない場合の対処
  8. 8.ペダル交換は難しくない

ペダルは自転車の心臓

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自転車のペダルはとても重要なパーツです。自転車を前に進めるためにはペダルに力をかけてクランクを回すことにより前に進みます。スポーツ系のバイクに乗られている方は、特にペダルを替えることにより自転車がより快適になるでしょう。ここではペダル交換をされようと考えている方に交換方法、手順などを紹介していきます。

ペダル交換をするために必要な工具

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ペダルを外す前に必要な工具を準備します。ペダル専用レンチ、六角レンチ、グリス、洗浄スプレー、ウエス(不要な布)、手袋(あるといい)スタンド(ロードバイクなどスタンドがない場合必要)です。主にママチャリなどはペダル専用レンチ、(15㎜サイズ)があれば十分です。スポーツバイクの場合は六角レンチタイプでの取り付けが多く、自転車を立てるスタンドがあるといいです。グリスはペダルのネジ部に塗布し、洗浄スプレーはペダルを取り付けるネジ穴を掃除します。

ペダル交換に使う工具・道具①ペダルレンチ

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主に一般自転車といわれるママチャリなどのペダルをゆるめ、締め付ける際に必要な工具です。

ペダル交換に使う工具・道具②六角レンチ

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六角レンチはスポーツバイクのペダルを取り付け、取外しする際に必要工具です。画像のような六角レンチセット持っているとスポーツバイクのメンテナンスなどにも便利なです。スポーツバイクのペダルは物により自転車専用レンチが必要な場合があるので、取り付け、取外しには確認をしてください。

ペダル交換に使う工具・道具③グリスと洗浄スプレー

グリスと洗浄スプレー

グリス(左写真)はペダル取り付けネジ部に塗布し、洗浄スプレー(右写真)はペダルを取付けネジ穴を掃除するために使用します。洗浄スプレー、グリスを使用する際にはゴム手袋などを着用し、屋外での作業をすることをおすすめします。洗浄スプレーは火の元での作業は絶対にしないでください。

ペダル交換に使う工具・道具④ウエス

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ウエスはグリスなどの汚れを拭き取るのに必要です。

ペダル交換に使う工具・道具⑤スタンド

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ママチャリやスタンド付のスポーツバイクなどには必要ないが、スタンドのないロードバイクなどに整備する上で必要です。無くても壁などにあてても作業可能ですが、自転車を傷つけてしまう恐れがあるので極力しない方がいいです。

ペダルには右ネジ・左ネジがある

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ペダルはどちらも同じように見えますが、そうではなく右と左でわかれています。左右ペダルの違いは写真に右ペダルなら右ネジの(R)と左ペダルなら左ネジの(L)と表記されています。もし間違えて無理やりねじ込んでしまうと取り返しのつかないことになるで注意してください。ですが、大半のペダルには右ペダルなら(R)左ペダルなら(L)と表示されているので安心です。

工具を使用する際の注意点

オリジナル

ペダルレンチの使用方法

ペダルレンチには使用する際に力をかける向きがあります。どちらの向きでも使用は可能ですが、ペダルレンチを逆に使用してしまうと、ペダルの締め付ける部分のところとペダルレンチ自体が傷んでしまうかもしれないからです。ペダルレンチの向きは、正面から見て下顎が出てない方を使いましょう。次に力をかけるときにはできるだけ、ペダルレンチは締め付ける部分と平行にし真っ直ぐ力をかけてください。ペダルレンチを締め付ける部分に対して斜めで締め付けてしまうと、ペダルレンチが外れてしまい怪我をする可能性があります。

六角レンチの使用方法

オリジナル

六角レンチを使用する際は、確実に六角穴にしっかりと六角レンチを奥まで差し込んで使用してください。六角レンチを中途半端に差し込んで使用してしまうと、力をかけて締め付けた時に六角穴が変形し、丸くなってしまい、ゆるめることも締めることも出来なくなってしまいます。次に力をかけて六角レンチで締め付ける時はできるだけ、六角レンチを垂直、平行に力をかけてください。斜め力をかけて締め付けてしまうと、六角穴が丸くなり、六角レンチが外れ手を怪我する恐れがあります。

ペダルの脱着の手順

Photo bydenzel

ペダル取外しの手順①自転車の固定

ペダルを交換前にはママチャリならスタンドを立てて自転車を固定します。スポーツバイクなどはスタンドがないものもあるので、写真で紹介した整備用スタンドを使用し固定します。

ペダル取外しの手順②取り外しやすい位置にペダルをセットする

オリジナル

次にはずしたい側のペダル(クランク)を前輪の方にもってきます。ペダルを一番強く踏み込む位置にすることにより取外し、取り付けるのに作業性がいいです。

ペダル取外しの手順③工具を使用し、ゆるめる

六角レンチ使用時のゆるめ方

オリジナル

次に六角レンチを使用して、ゆるめます。ペダルをゆるめる際に六角レンチをしっかりと奥まではめ込み、ゆるめ方向に注意し、クランクが回らないように片手で固定してゆるめてください。右側は右ネジなので左に回すとゆるみ、左側なら左ネジなので右に回すとゆるみます。ゆるみはじめはものすごくかたいですが、少しゆるむとあとは軽くゆるめれます。

ペダルレンチ使用時のゆるめ方

オリジナル

ペダルレンチ使用時も六角レンチのゆるめる手順と一緒です。レンチの部分をしっかりと奥まで差し込み、片手はクランクが回らないようにし、右ペダルなら左方向に左ペダルなら右方向に力をかけてゆるめましょう。あとペダルレンチは下顎が出ていない方に力をかけるようにしましょう。

ゆるめる際の注意点①

ゆるめる際の注意点は、ペダルをゆるめ始めはどうしてもかたいです。かたい理由はペダルのネジ方向にあります。ペダルを回すとペダルのネジは締まる方向に力がかかりしまるからです。かたい場合はペダル専用レンチ、六角レンチにパイプなどを取り付け持ち手の長さを延長します。そうすることによりより強い力をかけることができます。ゆるめる際は自転車も転倒しないよう注意してください。

ゆるめる際の注意点②

次に右側ペダルをゆるめる際はクランクのすぐ横にあるギアに注意してください。ペダルがゆるんだ反動で急に力が抜け、ギアの方向に手がいってしまい怪我をしてしまう恐れがあるからです。ゆるめる際はギアに厚手のタオル等をかけて、工具を持ちては握りこまず、押すようにしてゆるめるといいです。

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ペダルの取り付け方法

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