自転車のペダルが外れない!固着してしまったときの緩め方・対処方法を解説!

自転車のペダルが外れない!固着してしまったときの緩め方・対処方法を解説!

ペダルを交換しようと思ったら、外れない…。その原因は「ペダルの固着」です。ここでは、ペダルが固着してしまったときの対応方法の手順と予防方法をご紹介します。ペダルを交換しただけで、自転車は劇的に乗りやすくなりますよ。

記事の目次

  1. 1.自転車のペダルが外れない原因
  2. 2.「外れない」固着ペダルの外し方
  3. 3.ペダル固着の予防方法
  4. 4.ペダル交換はメンテナンス入門におすすめ

自転車のペダルが外れない原因

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ペダルで手軽に性能UP!

「自転車で速く走りたい、もっと楽に遠くまで行きたい」そのために、ちょっと人とは違う工夫をしてみたいな、と思ったときに特に気軽にできるのがペダルの交換です。ロードバイクのようなスポーツ自転車には、シューズとペダルを固定する「ビンディングペダル」というものがあり、これに交換することで自転車の性能を引き出すことができるので、初めてのカスタムにはおすすめです。

ペダル交換に必要な工具は?

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ペダルの交換にはペダルレンチという専用の工具を使う必要がありますが、自転車店やホームセンターのサイクルコーナーで簡単に入手することが可能です。また最近では、ロードバイク向けの高級・軽量モデルを中心に六角レンチ(アーレンキー)を使って交換できるタイプのペダルも多く出回っています。

固着の原因は「油切れ」

ペダルの固着は、金属同士が触れる部分、つまりペダルのネジ部分とクランクのネジ穴部分に強い力がかかり続けることで、金属同士がガッチリかみ合ってしまって起こります。これが起こらないように金属同士が触れる部分に塗るのが潤滑油なのですが、潤滑油は液体なので、自転車を使っているうちに流れ出てしまったり、劣化してしまったりします。

「外れない」固着ペダルの外し方

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手順①:まずは固着した部分に潤滑油を

潤滑油は浸透性の高いものを

ペダルが固着してしまっているような長い間メンテナンスをしていない自転車は、各パーツの潤滑油が流れ出てしまっていますので、まずは潤滑油を補給します。潤滑油はホームセンターや自転車店などで入手できますが、固着してしまった部分にしみこませる必要があるため、浸透性の高いものを選びましょう。

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手順②:ペダルレンチは大きいものを

作業は安全第一で!

固着したペダルを外すには、とても力がいります。まず、六角レンチを使って外すのは難しいです。無理をすれば工具の方が折れてしまいますし、その弾みで怪我をする可能性もあります。ロードバイクなどはチェーンやギアがむき出しになっており、無理な作業をするのは大変危険なので止めましょう。

大型のペダルレンチを使おう

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ペダルレンチにもさまざまなサイズがありますが、携帯性や軽さを売りにした小型のものは固いペダルに大きな力をかけるのが難しいです。自転車専門店などでは、柄の長さが30cm近くある大型のペダルレンチを取り扱っているところがあります。価格はおよそ2000~2500円前後です。

ちょっと高いけれどハイパワー

価格的にやや割高ではありますが、作りがしっかりしており、長い柄を使ってテコの原理でペダルに強い力をかけられるため、よほどのガンコな固着でもない限り、ほとんどのペダルはこれで外れます。

手順③:どうしても外れない時の最終手段

持ち手を延長してパワーアップ!

ここまでやってもまだ固い、というガンコな固着ペダルに出会うことも、実は少なくありません。しかし、最終手段がまだあります。それは、ペダルレンチの持ち手の長さを延長して、さらに強力なテコの原理でペダルに挑むという方法です。

鉄パイプの入手方法

具体的なペダルレンチの持ち手の延ばし方ですが、ホームセンターでちょうどペダルレンチの持ち手の部分がすっぽりと収まるくらいの内径の鉄パイプを買ってきて、ペダルレンチに装着して使います。鉄パイプの長さは、50~60cmもあれば十分です。おおよそ1,000円もしないくらいの価格で入手できるでしょう。

作業は必ず誰かと一緒に!

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実際に鉄パイプで持ち手を延長したら、あとのやり方は従来の方法と一緒ですが、これだけ長い道具を扱いながら自分一人で自転車を押さえておくのはムリなので、必ず誰かに手伝ってもらうようにしてください。

自転車を傷つけないよう気をつけて

また、自転車の形状によっては作業中にチェーンステーやシートステー(フレームの、後輪を支える軸の部分)に延長した持ち手が当たって、フレームを破損させてしまう可能性があるので、作業の前に問題ないかをしっかり確認するようにしてください。

手順④:最終手段でも外れない時は

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これでもまだ外れない場合は…、もはや「固い」のレベルを通り越しています。既に金属同士が「焼き付き」を起こして、完全に結合してしまっている可能性があります。こうなったら、もう外すことはできません。

無理は禁物。別の方法をとりましょう

Photo bySephelonor

その場合は、クランクごと交換を検討しましょう。無理に自転車に大きな力をかけすぎて、ペダル以外の部分を破損させてしまっては元も子もありませんので。特に軽量で繊細な作りのロードバイクなどは無理は禁物です。

ペダル固着の予防方法

Photo byFree-Photos

方法①:まずは何より潤滑油

注油は欠かさずに

まず何より大事なのは「固い」「外れない」状況を作らないということです。ペダル固着の原因のほとんどは潤滑油の不足によるものですから、定期的な潤滑油の補充を欠かさないことが大事になってきます

潤滑油はできれば専用品を

潤滑油についてはホームセンターで販売されているもので十分ですが、グレードの高いロードバイクなど、より繊細な扱いが必要な自転車に乗っている場合は、自転車専門店で、自転車専用のものを購入するのがおすすめです。自宅の近くに自転車専門店がない場合でも、ネット通販などで入手することも可能です。

方法②:定期的なメンテナンス

分解洗浄しましょう

注油と合わせてやっておきたいのが定期的なメンテナンスです。ペダルとクランクのネジ部分に細かなごみやほこりがたまって、潤滑油を吸ってダマ状の汚れになると、それがパーツ自体を傷つけることもありますので、2~3ヶ月に1回程度、ペダルを外して掃除&注油をするのがおすすめです

Photo bydenzel

掃除&注油は「基本」

メンテナンスの基本は掃除と注油、ということを覚えておきましょう。これは、ペダル以外の部分のメンテナンスやカスタムにも応用できる考え方です。

初めての作業はプロに教わろう

なお、初めて自分で自転車のメンテナンスをする際には、ショップのスタッフさんに教えてもらうなど、安全に行うことができるようにしてください。自身の命を預かる乗り物なので、これだけは絶対に守りましょう。

ペダル交換はメンテナンス入門におすすめ

フリー写真素材ぱくたそ

気持ちよく走るコツはメンテナンス

より快適で楽しい自転車ライフを送るコツは、しっかりと愛車を良いコンディションに保っておくことです。そうすれば、自転車で走っていて「気持ちいい」と思える瞬間がたくさん訪れます。同時に、しっかりとメンテナンスをされた自転車は、安全に走ることが可能です。公道を走る乗り物なので、自分のためにも周囲のためにも、常に安全な車体であるというのはとても大事なことでしょう。

愛車への思い入れもアップします

また、自分の愛車のメンテナンスを自分で行うことで、より一層の愛着がわいてくるのも、セルフメンテナンスの良いところです。ペダル交換は、愛車メンテナンスの入り口としては特に取り掛かりやすい部分になりますので、ぜひ、チャレンジしてみてください。

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ライター

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