ツールドフランス2020注目出場選手のロードバイク3選
ここでは、出場選手の中で特に注目度が高かった3人の選手が乗ったロードバイクを紹介します。
ツールドフランス2020注目出場選手のロードバイク①ドゥクーニンク・クイックステップ「サム・ベネット」編
常勝軍団とも言われる「ドゥクーニンク・クイックステップ」の中でも、英雄ぺテル・サガンを破りマイヨヴェール(ポイント賞)を獲得したのが「サム・ベネット」です。アメリカの人気メーカー「スぺシャライズド」の、サム・ベネットが乗ったロードバイクを紹介します。
SPECIALIZED(スペシャライズド):S-WORKS TARMAC SL7 DI2
使用機材を全てディスクブレーキ化しているチームのため、サム・ベネットも当然ながらターマックのディスクブレーキモデルを使用しています。TARMAC SL7は「スプリンターの世界選手権」とも言われる最終日のシャンゼリゼをベネットが勝利したことで、そのスピード能力をさらに評価されることになるでしょう。
ツールドフランス2020注目出場選手のロードバイク②チーム・サンウェブ「マルク・ヒルシ」編
チーム・サンウェブはマルク・ヒルシがツールドフランス初出場ながら、ステージ1勝と総合敢闘賞を獲得。さらに、セーアン・クラーウアナスンがステージ2勝を挙げる好結果を残しました。ロードバイクを提供したイタリアメーカー「サーヴェロ」のロードバイクを紹介します。
cervélo(サーヴェロ):S5 Disc
グランツール初出場となったマルク・ヒルシは二股になっているステムが特徴的なS5 Discを愛用しました。山岳ステージではオールラウンドモデルのR5が採用され、選手によってディスクブレーキとリムブレーキを使い分けていました。
ツールドフランス2020注目出場選手のロードバイク③ボーラ=ハンスグローエ「ぺテル・サガン」編
ツールドフランスではマイヨヴェールを7回獲得、世界選手権でも個人ロード3連覇を果たしている稀代のスプリンター「ぺテル・サガン」が今年もツールを駆け抜けました。ステージ優勝こそありませんでしたが終盤戦までマイヨヴェール争いを演じ、サガンここにありをアピールしました。なお、チームはスペシャライズドから供給を受けており、メインは先ほどサム・ベネットのところで紹介した「S-WORKS TARMAC SL7」です。
ツールドフランス2020レース結果
ここではこれまでのまとめも兼ねて、ツールドフランス2020の結果をおさらいします!
ツールドフランス2020結果
個人総合
- (マイヨ・ジョーヌ)タディ・ポガチャル(スロベニア)UAE チーム・エミレーツ
- プリモシュ・ログリッチ(スロベニア)チーム・ユンボ・ヴィスマ
- リッチー・ポート(オーストラリア)トレック・セガフレード
マイヨ・ヴェール(ポイント賞)
サム・ベネット(アイルランド)ドゥクーニンク・クイックステップ
マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ(山岳賞)
タディ・ポガチャル(スロベニア)UAE チーム・エミレーツ
マイヨ・ブラン(新人賞)
タディ・ポガチャル(スロベニア)UAE チーム・エミレーツ
ドサール・ルージュ(敢闘賞)
マルク・ヒルシ(スイス)チーム・サンウェブ
ドサール・ジョーヌ(チーム総合時間賞)
モビスター・チーム(スペイン)
DVDや動画であの感動を再び
ツールドフランス2020を見ていないという方も、まだまだ十分に間に合います。DVD(ブルーレイ)も発売されますし、動画も配信中です。そして見たという方でも、もう一度振り返りたくなるようなシーンが今年も満載のレースでしたので、ぜひDVDや動画を活用してください。
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ツールドフランスを走ったロードバイクに乗れるかもしれない!
ツール・ド・フランス2020は新型コロナウィルスの感染拡大の影響で延期を余儀なくされました。しかし、コロナ禍を感じさせない選手の奮闘により、素晴らしいレースが繰り広げられました。そして、選手たちが乗っていたロードバイクは原則として市場でも販売されているものです。そのため、誰にでも乗るチャンスがあります。また、シリーズ化されている機種は、アマチュアに最適なモデルも用意されていますので、ぜひ検討してみてください。
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