バーテープの巻き方・交換方法!手順を写真でわかりやすく解説!

バーテープの巻き方・交換方法!手順を写真でわかりやすく解説!

ロードバイクの部品の中でも傷みやすく交換が多いのがバーテープです。巻き方は何となくわかるけど実際にやってみると「あれ?」という人も多いのではないでしょうか。そんな方のために今回は、バーテープの巻き方をしっかりと解説していきましょう。

記事の目次

  1. 1.バーテープの交換とは
  2. 2.バーテープを交換するメリット
  3. 3.バーテープの巻き方
  4. 4.バーテープの下から巻く手順
  5. 5.バーテープの逆巻き手順
  6. 6.エアロハンドルの巻き方
  7. 7.バーテープをきれいに巻くコツ
  8. 8.まとめ

バーテープの逆巻き手順

筆者撮影

先ほどとは反対に、ステム側から巻き始めてバーエンドの端で巻き終わる方法もあります。こちらの巻き方をする人は少ないですが、最後にビニールテープを巻かないで仕上げることができるので、すっきり見えるメリットがあります。

巻き始めの位置を決める

筆者撮影

逆巻く方法は、下からの巻き方とは真逆の手順で巻いていきます。巻き始める際のステムからの距離を均等に測り、テープ先端をしっかり巻き込んで固定します。ビニールテープを巻かない分、巻き始めの処理が弱いとバーテープがほどけやすくなってしまいますので気をつけましょう。

エアロハンドルの巻き方

エアロロードバイクの人気に伴い、最近増えてきたのがエアロ形状のドロップハンドルです。これは通常のドロップハンドルよりフラット部分を平らにし、空力性能を上げる目的で作られています。ということは、バーテープもエアロ効果にメリットのある巻き方が必要になるということです。

上ハンドルは巻かないのが空力重視派

エアロハンドルの場合、扁平になっているフラット部分には巻かないで、ドロップ部分のみで止める巻き方がよく見られます。バーテープを巻いた時の凸凹が抵抗となって空力に影響するのを防ぐためです。エアロハンドルを使う人は、フラット部のグリップより空力効果に重きをおきます。ただこれも人によって好みがあるので、普通にステム近くまで巻く人もいます。

意外と多い逆巻き派

エアロハンドルの場合は上から巻き始める逆巻き派もけっこういるようです。空力特性もさることながら、速さを追求しシャープなフォルムを持つエアロハンドルは、すっきりとした見た目がおしゃれだと感じる人も多いようです。エアロハンドルでカーブ地点から巻き始める時は、ラウンド型のバー同様、緩んだりすき間ができないようしっかり固定しましょう。

バーテープをきれいに巻くコツ

ロードバイクのバーテープはブラケットやドロップ部分の肩など、特殊な部分やカーブがあるため、難しいと感じる人も少なくないようです。ですが、ちゃんとポイントを押さえればそんなに大変なことではありません。どんな巻き方でも注意すべきポイントは同じです。

巻き方のコツ①しっかりとテンションをかけながら巻く

筆者撮影

巻いた後で一番残念なのが、テープとハンドルとの間にすき間が出てしまうことです。こういうことにならないように、バーテープは巻く箇所の近くをしっかりと引っ張りながら巻いていきましょう。特にカーブの強い部分は慎重に。ただ材質の種類によっては、あまり強く引っ張りすぎると切れてしまうので気をつけましょう。

巻き方のコツ②常に均一を意識

筆者撮影

巻いたときの幅がバラバラでは、せっかくのおしゃれなバーテープが台無しです。巻くときの重なり幅、隣のテープとの幅が常に一定になるよう意識しながら巻いていきましょう。ステムからバーテープの端までの距離も、巻く回数も左右で同じになるように気をつけてください。

巻き方のコツ③巻いていく方向に気をつける

筆者撮影

バーテープを巻く方向はどの巻き方でも同じで、ドロップ部分は外側から内側へ、フラット部分は奥から手前側に向かって巻くのが鉄則です。握る力が巻き目と逆方向になることで、グリップが絞られてしっかり固定されます。これが逆だと緩みやすくなるので、間違った方向に巻かないようにしましょう。

まとめ

今回は、バーテープの巻き方を写真も交えて解説しました。手の負担が少ない、しっかりしたグリップはライドの安全やレースでの操縦性には非常に重要です。また、バーテープひとつで、個性的でおしゃれな外見も簡単に演出できます。おしゃれなバイクは所有する喜びが満たされ、ライドへ駆り立てる意欲も湧いてきます。巻き方をしっかりマスターし、色も種類も豊富なバーテープで愛車をより使いやすく、かっこよくしていきましょう。

ちゃりぶらりあん
ライター

ちゃりぶらりあん

自転車、特にロードバイクをこよなく愛し、チャリでブラブラするのが好きな図書館司書(ライブラリアン)。 すなわち「ちゃりぶらりあん」とは私のことです。 怠けているので速くはなく、稼ぎはないので高いパーツも買えませんが、走る楽しさは何よりの宝物です。 海外レースもよく観戦します。

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