ファッションは自分の好みで
いつ、どんな状況で着るのか
ロードバイクに乗る時のファッションやスタイルは、その時の状況に合わせれば問題ありません。サイクリングロードを真剣に走るのであれば本格的なサイクルウェアが、街乗りメインやサイクリングデートといった場合には、カジュアルな服装が合うでしょう。
自分の好みが一番
またロードバイク自体に大金を払ったために金銭的余裕がないうえに、ヘルメットや空気入れ、前後のライト、サイクルコンピューターなど、購入すべきアイテムが多くサイクルウェアまで手が回らないという人もいるでしょう。楽しくロードバイクに乗りたいのに、無理をしてまで気が進まないぴちぴちのサイクルウェアを着る必要はありません。
カジュアルなサイクルウェアもある
サイクルウェアの中には、機能性や快適性、乗りやすさなどは本格的なものと同様ながら、スタイルは街乗りやカジュアルなシーンにもフィットするおしゃれなモデルもたくさんあるので、それらを選ぶのもおすすめです。
ロードバイクファッションの選び方(カジュアル編)
ロードバイクに乗る時の服装には決まりはありません。サイクルウェアでなくカジュアルなスタイルでもOKです。ただ、そんな際に知っておくといい点や留意すべきポイントにはどんなものがあるのか、ここで紹介しておきましょう。
①ジーンズはNG
ロードバイクにジーンズは適していない
カジュアルウェアの代表ともいえるジーンズ。普段シティサイクルやママチャリに乗る時にはいている人はたくさんいますが、ロードバイクにはおすすめできません。その理由として、伸縮性や速乾性に難がある点が挙げられます。
ストレッチジーンズはOK
生地が硬いため長距離を走ると股や膝などがこすられて痛みを感じたり、また夏は汗を吸ってペダルが漕ぎにくいだけでなく非常に不快に感じるでしょう。ジーンズをはいてロードバイクに乗るなら、ユニクロのストレッチジーンズといった伸縮性のあるデニム調の生地を使用したものがおすすめです。
②なるべく体にフィットするシルエットを
カジュアルでも、できるだけ体にフィットした服装のほうが乗りやすく安全性も高まります。特にボトムスはストレッチが効いているほうがペダルは漕ぎやすいですし、裾が細くなっているほうがギアに巻き込まれたり汚れる心配が少なくなります。
③スポーツウェアはおすすめ
ロードバイクはスポーツ
スポーツウェアなら伸縮性や速乾性、吸汗性など、運動をする際に必要な機能性に優れているので、ロードバイクに乗る際にも適しています。スポーツウェアも単に運動をする際に着るだけでなく、タウンウェアとして着られるおしゃれでカジュアルなデザインのものもたくさんあります。
街乗りで気軽に着れる
カラーや種類も豊富なので、コーディネイトもしやすいでしょう。おしゃれでカジュアルなスポーツウェアなら、街乗りやポタリングでカフェやレストランに入っても違和感がないでしょう。
夏や冬にも対応
スポーツウェアのカテゴリーで特におすすめなのが、アウトドア関連のウェアです。キャンプや登山などでは、機能性に優れ、夏の暑さや汗、冬の寒さといったロードバイクと共通する問題に対応するウェアが数多く販売されています。
アウトドアウェアがおすすめ
おしゃれなアウトドアウェアも多くラインナップも豊富なので、コーディネイトもしやすく比較的リーズナブルなものが多いのもメリットです。最近では、アウトドアグッズメーカーでもサイクル関係のウェアを扱うケースも増えています。サイクルウェアに合うものがないという人にもアウトドアウェアはおすすめです。
④サイクルインナーを着る
夏や冬のインナーとして
ロードバイクに乗る際は、カジュアルファッションでもサイクルインナーを着ることをおすすめします。街乗りやポタリングでも、自転車に乗ると結構汗をかきます。夏はもちろんですが、冬でも思った以上に汗をかいているものです。
高機能なインナーを
汗をかいてそのまま放っておくと汗冷えして、体調を崩したり風邪をひいたりします。サイクルインナーは吸汗・速乾性が高いのでそういったトラブルを防げます。またインナーだけならさほど高価ではないので、懐にもさほど響かないでしょう。
⑤ダウン、ヒートテックもNG
冬のカジュアルファッションの定番といえばダウンウェアですが、ロードバイクではNGです。家を出るときは寒くても、走っているうちにかえって暑くなり汗ばむようになります。また、かいた汗は外に逃げずにダウンの中にこもってしまいます。ユニクロのヒートテックといった繊維が熱を発生するウェアも、吸汗性・速乾性がよくないのでロードバイクに向いていません。
お気に入りのファッションでロードバイクを楽しもう
ロードバイクに乗る際のファッションはこうあるべきというものは決まっていません。自分の好きな格好が一番です。ただ、より快適に走るのであればやはりサイクルウェアに勝るものはないのが実情です。とはいえ、カジュアルスタイルを含め、自分なりのファッションでおしゃれにライドや街乗り、ポタリングを楽しみましょう。
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