グラベルキングとほかのタイヤの比較
ここではグラベルキングとほかのタイヤを比較してみます。今回はノーマルバージョンとロードレース用、ss(セミスリック)とセミスリックタイヤ、skとブロックタイヤの比較を行います。
グラベルキングとほかのタイヤの比較!パナレーサー:RACE A EVO4
RACE A EVO4は軽さと強さのトータルバランスに優れた、オールラウンドのレースモデルです。グラベルキングとの比較は以下の通りです。(クリンチャーでの比較)
太さ | 重量 | 推奨内圧(kpa) | 参考価格(税抜) | |
RACE A EVO4 | 25c | 230g | MAX980 | ¥5,400 |
グラベルキング | 26c | 240g | MAX735 | ¥4,858 |
重量は変わらない!
RACE A EVO4は高いグリップ力を維持したまま転がり抵抗も低減させていますので、舗装路のスピード走行向きです。一方グラベルキングは耐久性、耐摩耗性を考慮したコンパウンド(タイヤの複合ゴム)のためパンク耐性や寿命で優ります。また、両タイヤの重量がほとんど変わらないということは、いかにグラベルキングが軽量かの証明になります。
グラベルキングskとほかのタイヤの比較!MICHELIN(ミシュラン):パワーグラベル
ミシュランのパワーグラベルはグラベルでしっかりとグリップするトレッドのブロックパターンと、耐パンクプロテクションを採用したskと近い資質のタイヤです。skとの比較は以下の通りです。(チューブレスレディでの比較)
太さ | 重量 | 推奨内圧(kpa) | 参考価格(税抜) | |
パワーグラベル | 35c | 405g | 300~500 | ¥6,200 |
sk | 35c | 380g | MAX400 | ¥5,191 |
グラベルキングの軽量さ!
両タイヤは同じ太さですがグラベルキングskの方が25g軽量です。推奨空気圧がほぼ変わらないことを考えても同程度の乗り心地と予測され、それならば軽量に越したことはありません。
グラベルキングssとほかのタイヤの比較!IRC(井上ゴム工業):BOKEN TUBELESS READY
IRCはチューブレス(レディ)タイヤの先駆け的存在です。そのIRCのセミスリックタイヤのBOKEN TUBELESS READYは、見た目からしてグラベルキングssと酷似しており、同様の特質を持っています。比較表は以下の通りです。(チューブレスレディでの比較)
サイズ | 重量 | 推奨内圧(kpa) | 参考価格(税抜) | |
BOKEN | 36c | 465g | 250~400 | ¥5,200 |
ss | 35c | 380g | MAX400 | ¥5,200 |
やはりグラベルキングは軽い!
ここでも目立つのはグラベルキングの軽さです。グラベル用タイヤは必ずしも軽さが高評価されるわけではないですが、履き替えれば感じる差ではあります。ただし、IRCのタイヤはチューブレス(レディ)でもホイールにはめやすいというインプレが多いため、そこを重視するならBOKENをおすすめします。
グラベルキングでサイクリングをもっと自由に!
今回は「パナレーサーのグラベルキングのインプレを紹介!ほかのタイヤとの比較も」と題して話しました。
- グラベルキングは老舗メーカー「パナレーサー」の人気タイヤ
- ラインナップはスリック、セミスリック(ss)、ブロック(sk)の3種類
- それぞれにクリンチャー、チューブレスレディが用意されている
- グラベル用にしては軽量でインプレでは転がりのよさが高評価
- グラベルに最重要な耐久性、耐パンク性ももちろん兼ね備えている
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http://www.fukaya-nagoya.co.jp/product/michelin/powergravel