自転車用チェーンオイルの使い方
自転車用チェーンオイルの使い方はとても簡単です。自転車で旅する前、長距離走行した後、雨天時に自転車に乗った後などはチェーンオイルでメンテナンスしてあげましょう。
使い方①作業環境を整える
注油は、オイルが飛び散ったりして周りが汚れやすいので、新聞紙を引いたりして環境を整えておきましょう。オイルをチェーンに、まんべんなく注油するために、後輪を回す必要があるため、自転車をひっくり返すか、スタンドをつけておきます。
使い方②チェーンの洗浄
注油の前には、チェーンの掃除が必要です。チェーンクリーナーや、ディグリーザーなどのアイテムを使って、チェーンについたホコリや泥をきれいに掃除しましょう。チェーンの表面ではなく、チェーンの内部に汚れが溜まっているので、注意してください。少し汚れているくらいであればスプレー式のクリーナーがおすすめですが、かなり汚れている場合は、チェーン洗浄機を使うことをおすすめします。
注意ポイント
- 洗浄のあと、クリーナー液が残っていると、新しく差したオイルも分解されてしまうので、クリーナーが完全に乾燥してから油差しを行うようにしてください
使い方③チェーン全体にオイルをさす
ペダルを一定のスピードで回しながら、チェーンにまんべんなくオイルをさしていきます。チェーンを一周したら、余分なオイルは不要なタオルなどで拭き取ります。チェーンオイルは、実はチェーンだけでなく、ブレーキの駆動部分や金属の可動部分であるシフターにも使用できます。
注意ポイント
- 1周の目印は、1つだけ見た目の違うコネクトピンを目印にしたり、糸をくくっておいて目印にしたりします
- 油差し後、30秒程度ペダルを回すと、オイルが全体によりまんべんなく行き渡ります
使い方④オイルを浸透させる
オイルは、チェーンにしっかりと浸透させる必要があります。油差しをしてから1時間は置いておきましょう。これでチェーンオイルの使い方はバッチリです。
使い方⑤注油後の走行後の仕上げ
注油をして走行後、チェーンを確認すると、余分なオイルがチェーンの表面に出てきていたり、車体に飛び散ってしまっていたりします。その余分なオイルを拭いてあげれば、きれいに自転車に乗ることができます。
次のページでは、おすすめの自転車用オイルを10種類紹介します。