自転車に適したネックスピーカーを選ぶポイント
ネックスピーカーもさまざまな製品がありますが、サイクリングに使うなら家電としての性能のほか、自転車グッズとしての適性も必要です。実際に選ぶにあたって押さえておきたいポイントをあげていきましょう。
ポイント①音のつながりやすさ
再生中の音飛びや途切れはワイヤレスオーディオに多い問題です。現在一番よく使われているのはBluetooth4.1もしくは4.2ですが、最近普及しているBluetooth5.0はさらに転送距離が長く、音飛びや途切れもより少なくなっています。
ポイント②防水性
雨でも自転車に乗る、汗をかいても気にせず使いたいという方には、防水性や耐水性も重要なポイントです。ネックスピーカーの防水性には、水濡れに対応していないものから、水中に落としても浸水しないものまでさまざまです。防水等級を表す数字が大きいほど防水性が高くなります。
- 防水等級のめやす
IPX3 | ほとんどの降雨に対応 |
IPX4 | あらゆる方向からの水しぶきに対応 |
IPX7 | 水中に落としても浸水の危険がない |
IPX8 | 水中での使用が可能 |
ポイント③重量
ウェアラブル端末の使いやすさを左右する要素には重さもあります。ネックスピーカーはどのモデルも軽量に作られており、長時間の使用でも首や肩に負担がかかることはほぼありません。特にサイクリストは軽さを重視するので、1グラムでも軽いのは有力なポイントになります。
ポイント④稼働時間
毎日のように使う方にとっては稼働時間やバッテリーの持ちは気になるところです。ほとんどの製品では10〜15時間の稼働時間がありますので、半日程度のサイクリングなら十分使い続けることができます。ツーリングやブルベなど、より長い時間自転車に乗り続けるならできるだけ稼働時間の長い製品を選びましょう。
ポイント⑤メーカー
音にこだわるユーザーはネックスピーカーのメーカーも重視します。BOSEやKENWOODなど定評のあるオーディオメーカーは、価格は高いですがその分音質に優れています。新興の家電メーカーは手頃な価格で購入できるのが魅力で、音作りにも力を入れています。
ネックスピーカーの使用感や疑問
ここまで紹介してきたネックスピーカーですが、なじみのない新しいタイプの製品ということもあり、どうしても不安になる人もいるでしょう。実際自転車で使うにあたり、気になる疑問をあげていきます。
疑問①音漏れはどの程度?
ネックスピーカーでも音漏れはどうしても避けられません。とはいえネックスピーカーは極小のスピーカーが自分の首から上に向いているので、周りへの音漏れはさほど大きくありません。普通に使うぶんには、周りの人も何か音がしていると気づく程度の聞こえ具合です。ただしあまり音量を上げすぎると当然周りにもはっきりと聞こえてしまうので気をつけましょう。
疑問②本当に安全なのですか?
気になる安全性はどうでしょうか。通常の使用であれば、骨伝導ヘッドホンと比べても音源からの距離がある分、音楽は流れつつもより自然に周りの音が聞こえてきます。騒音の多い街中での使用を想定しても安全性は高いと言えますが、周りの音が聞こえなくなるほど音量を上げてしまうのは当然ながら危険ですのでやめましょう。
疑問③本当に違法ではないのでしょうか?
現状の道路交通法ではネックスピーカーを想定した禁止事項はありません。危険を避け、安全に走行できることが大前提なので、周囲の音が十分聞こえる音量なら違法ではありません。ただし地域によっては片耳イヤホンや骨伝導ヘッドホンまでも禁止している都道府県もあります。ネックスピーカーが違反の対象になるかは各自治体の条例を確かめることをおすすめします。
ネックスピーカーで自転車でも安全に音楽を!
自転車に乗りながら音楽鑑賞を楽しむには、法律と周囲の状況に配慮して安全を確保できるネックスピーカーがおすすめです。もちろん周囲の音が聞こえないほど大音量で音を出すのは危険ですが、その一点にさえ気をつければネックスピーカーは最良のエンタメグッズとなります。爽やかな天気のもと、お気に入りの音楽と共にサイクリングを楽しんでみましょう。
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