brytonイチ押し最新モデル「Rider 750」
ここではbrytonの最新モデルから「Rider 750」を紹介します。Rider 750は2020年春に登場した最上位モデル「Rider 860」のセカンドグレードの位置づけで2020年11月に登場しました。音声ナビなどの新機能を追加された上に軽量でバッテリー駆動時間も長くなっており、860との比較でも優位と評価されることが多いです。それではそんなRider 750の特徴を解説します。
Rider 750の特徴①直感的な操作ができるタッチパネル
Rider 750はRider 860同様に2.8インチのカラー液晶かつ、タッチ操作可能なディスプレイ「GUI」を搭載しています。画面切り替えやメニュー選択をスマホのようにタッチ操作できるため、詳しく説明書を読み込まなくても直感的に操作できます。一方物理ボタンも4つ備えられており、電源のオン・オフや走行中の画面のページ送りなどができるため、グローブ着用時や画面をロックした状態でも操作できます。
Rider 750の特徴②バラエティに富んだルートナビ機能
Rider750はオープンストリートマップ(OSM)を使用し、ルートナビを行う機能が備わっています。専用アプリや外部アプリで作成したルートをサイコンに落とし込む機能やスマホと連動してルートを導き出す機能、また、サイコンだけで現在地から目的地までルート検索してくれるなど、複数の使い方ができます。
Rider 750の特徴③音声検索
Rider 750は音声検索機能が付いたことも大きな特徴です。例えば画面に向かって「コンビニ」と言えば、現在地の近くのコンビニを一覧で表示してくれる上に、目的地に設定すればナビも行ってくれます。100以上の言語に対応しているので、話しかけるのはもちろん日本語でOKです。
Rider 750の特徴④センサーやデバイスとスムーズに接続できる!
Rider 750は走行中にサイコンに登録されたセンサーを自動的に検索し接続する機能が備わっています。スピードセンサーやケイデンスセンサーなど複数のセンサーがある場合は接続忘れもあるため、これはありがたい機能です。また、パワーメーターやスマートトレーナーなどのトレーニング機器や電動変速コンポ、E-BIKE(SHIMANO STEPS用)などとも接続できます。例えば、電動変速ではギア情報やバッテリー状況、E-BIKEでも現在のアシストモードやバッテリー残量がサイコンで確認できます。
Rider 750製品概要
Rider 750E
参考価格: 32,780円
※参考価格は本体のみの価格
・Rider 750T(ケイデンス・心拍・スピードセンサー付属)¥42,680(税込)
ディスプレイ | 2.8インチ |
---|---|
重量 | 93g |
バッテリー駆動時間 | 20時間 |
ルートナビ | あり(地図表示あり) |
brytonサイクルコンピューター最新モデル比較
ここでは紹介してきたbrytonのサイコンを比較しますので、どのモデルが自分に最適なのか確認してください。なお、上位グレードとミドルグレード以下に分けて比較します。
brytonのサイコン上位モデル比較
商品 | ||
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商品名 | Rider 860E | Rider 750E |
価格 | 39,600円 | 32,780円 |
ディスプレイ | 2.8インチ | 2.8インチ |
重量 | 128g | 93g |
バッテリー駆動時間 | 16時間 | 20時間 |
ルートナビ | あり(地図表示あり) | あり(地図表示あり) |
商品リンク |
軽量でバッテリー駆動時間も長い750の方が価格が安いため、一見すると860を選ぶ意味が無いように思えます。しかし、両モデルの違いはルートナビです。860はオフラインでも使用できるのに対し、750はオンラインで常時通信しながらナビを行います。そのため、750は走行距離が長くなるとバッテリーの消耗が激しいため、走りの中でどの程度ナビに頼るかでどちらを選ぶかが決まってきます。
brytonのサイコンミドル~エントリーモデル比較
商品 | |||
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商品名 | Rider 420E | Rider 320E | Rider 15 NeoE |
価格 | 17,160円 | 12,980円 | 8,580円 |
ディスプレイ | 2.3インチ | 2.3インチ | 2.0インチ |
重量 | 67g | 67g | 51g |
バッテリー駆動時間 | 35時間 | 35時間 | 16時間 |
ルートナビ | あり(地図無し) | 無し | 無し |
商品リンク |
「コスパ最強」と紹介したミドルグレードのRider 420を基本に考えてみます。上位グレードのようなハイスペックさは求めなくてもナビ機能が必要な方は420がおすすめです。ナビ機能がいらない場合は320か15Neoが候補ですが、多機能、高性能なサイコンを求めるなら320がおすすめです。一方、初めての方やスマホのサイコンアプリなども併用するような使い方の場合は、15Neoをおすすめします。
bryton専用アプリ「Bryton Active」でさらに便利に!
brytonのサイコンを専用アプリ「Bryton Active」と連携させると、さらに便利な使い方ができます。ここではそのBryton Activeについて特長的な機能を紹介します。
Bryton Activeの特長的機能①ルート作成
brytonのナビ機能付きのモデルでは、Bryton Activeのアプリで作成したルートをスマホからダウンロードしナビに使用できます。あらかじめ走るルートが決まっている場合や友人とルートを共有したい際などに重宝します。また、サイコンをネットに接続しなくてもBluetooth経由でスマホとペアリングが可能になったため、出先でもルート検索が容易になりました。
Bryton Activeの機能②Stravaなどの外部アプリとの同期が可能
Bryton Activeは外部アカウントのリンクから「Strava」や「TrainingPeaks」、「Selfloops」などのトレーニングアプリと同期ができます。走行ログやトレーニングの内容が自動的に同期されるため、その度にデータをアップロードしなくて済みます。また、「Strava」「Komoot」「RideWithGPS」ではアカウントを連携させておくだけで、アプリで作成したルートが自動的にBryton Activeに保存されます。
Bryton Activeの特長的機能③アプリからサイコンをカスタマイズできる!
Bryton Activeはアプリからサイコンにアクセスし、サイコンの表示項目や表示数、ルートの自動同期の有無やスマホからの通知などを設定できます。また、BluetoothとペアリングすればWifi接続なしでもアプリから設定できますので、いつでもどこでもカスタマイズが可能です。
Bryton Activeのインストールは下記からどうぞ!
生産終了モデルのサイコンもアプリの使用可能!
brytonサイコンの生産終了モデルを使用している方も多いと思いますが、新しいバージョンのアプリでも互換性があるために使用可能です。互換性のある生産終了モデルを記しておきますので、参考にしてください。
アプリ「Bryton Active」が使用可能な生産終了モデル
- Rider10、15、310、330、530、410、450、Aero 60
brytonのサイクルコンピューターで効率よく快適に走ろう!
今回は「Brytonのサイクルコンピューターの特徴は?最新・おすすめを紹介!」と題してお話ししました。まとめます。
- brytonのサイコンは多機能、高性能の上に価格が安い、「コスパ最強」モデルである。
- 世界5つのGPS測位衛星システムに対応、センサー無しでも正確に基本情報を測定できる
- ナビ機能付きの上位モデルはナビへの依存度で決める!
- ミドル~エントリーグレードはサイコンにどの程度まで性能、機能を求めるかで判断!
- おすすめは軽量かつバッテリー駆動時間が長く、最新のカラー液晶タッチパネルを採用している「Rider 750」
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出典:FUKAYA