自転車のサビ防止策
自転車のサビは、一度発生すると手入れをしてもすべてを取り除くのはなかなか困難です。したがって、サビを発生しないように普段から留意することが大切です。自転車のサビの発生を防止する方法を紹介しましょう。
サビ防止策①室内保管
室内保管がベスト
自転車のサビの発生のほとんどは、雨などの水分が原因です。したがって、雨に濡れないような環境、つまり室内に保管するのがベストです。とはいえ、室内保管が難しいケースもあるでしょう。そんな場合には、軒下やガレージなどのなるべく雨水のかからない場所に置くようにしましょう。
カバーで雨から守る
また、自転車用カバーをかけておくのも有効です。特に海の近くなどは潮風がサビの原因にもなるため、それを防ぐためにもカバーは大切です。ただし、カバーはかけっぱなしにしておくと中に湿気がこもってサビが発生するリスクがあるので、天気の良い日には外して風を通すこともお忘れなく。
サビ防止策②水分はこまめに拭き取る
雨は自転車のサビの原因になるからと、雨に日には乗らないと決めている人もいます。しかし突然の雨に降られることもあるでしょうし、雨上がりなどは濡れた地面からの水分の巻き上げなどもあり、完全に水分をシャットアウトすることはほぼ不可能です。したがって、濡れたら水分をしっかり拭き取るようにしましょう。
サビ防止策③事前に手入れをしておく
サビに備える
サビやすい部分やパーツに、事前にサビ防止スプレーやグリスを塗って手入れしておくのもおすすめです。また、サビにくいパーツに交換しておくという方法もあります。たとえばアルミ素材のパーツは、サビにくいので近年多くの製品が販売され人気が高まっています。
サビが発生する前に対処する
こういった事前の手入れは手間や費用が掛かりますが、サビが発生してから行うより却って手間や費用が省けるようになります。自転車の性能を落とさないためにも、事前の手入れはおすすめです。
サビ防止策④日頃のメンテナンスを怠らない
日頃からきちんとチェーン清掃やクリーニングなどの自転車メンテナンスを行っていれば、サビが発生することはほとんどありません。もし発生したとしてもメンテナンス中に気づいてすぐに対応できるので、サビを除去するのも簡単です。定期的なメンテナンスを忘れないようにしましょう。
愛車への愛情でサビを防止
見た目によくないだけでなく、性能を落としたりトラブルや故障、最悪の場合には事故の原因にもなりかねない自転車のサビ。発生した時には早急に取り除く必要がありますし、それ以前にサビがつかないようにすることも重要です。しっかり日常的なメンテナンスを怠らなければサビの発生は極力抑えられます。愛車に愛情を持って、日々の手入れやメンテンナンスを行ってあげましょう。
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